...この街は遊客で賑わっている...
...遊客向けにツアーを提供しています...
...遊客が多い時期はホテルが混み合います...
...この地域は年間を通して遊客がやってきます...
...地元の人たちは遊客に優しいです...
...子供等の遊客の菓子を珍らしがるも...
大町桂月 「沖の小島」
...されど遊客は、我等夫婦の外には、唯一組の男女あるのみ...
大町桂月 「越ヶ谷の半日」
...二三日前、一遊客、鐵欄によりてのぞきし際、ポケツトの中の銀時計を落したり...
大町桂月 「妙義山の五日」
...夏秋のはじめまでは遊客(いうかく)多し...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...青森から芸妓連(げいしゃづれ)の遊客が歌うて曰く...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...青森から藝妓連(げいしやづれ)の遊客が歌うて曰く...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...アメリカから来た老人夫妻の漫遊客を案内して...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...此時節より通ひ初(そ)むるは浮かれ浮かるゝ遊客ならで...
永井荷風 「里の今昔」
...明治十年五月の『花月新誌』載する所の「詰二上遊客一文(ぼくじょうのゆうかくをなじるぶん)」に曰く...
永井荷風 「向嶋」
...多くは遊客の登臨に任せている際にも...
中里介山 「大菩薩峠」
...この時節より通ひ初(そむ)るは浮かれ浮かるる遊客(ゆふかく)ならで...
樋口一葉 「たけくらべ」
...此時節より通ひ初(そむ)るは浮かれ浮かるゝ遊客ならで...
樋口一葉 「たけくらべ」
...ニースのランピヤ港を出帆したM・Q汽船会社の Bon Voyage 号は『三百法(フラン)コルシカ島周遊』の粋士遊客を満載し...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...両側の店の牛太郎は互ひに道の中央以上に進みいでて遊客を拉することができないやうに掟されてあつたことや...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...ダンス以外の遊客に支障を生じるからだともまたさらに原さんはつけ加えた...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...宝引に夜を寐ぬ顔の朧(おぼろ)かな李由(りゆう)宝引の花ならば昼を蕾(つぼみ)かな 遊客などいふ句あるを見れば宝引はおもに夜の遊びと見えたり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...今仲(なか)の町(ちょう)で遊客(うかれお)に睨(にら)みつけられる烏(からす)も昔は海辺(うみばた)四五町の漁師町でわずかに活計(くらし)を立てていた...
山田美妙 「武蔵野」
...遊客の声や音曲が賑わいたっているので...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索