...常に彼のうちに磅(ぼうはく)する芸術的感興に遭遇すると...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...さうして彼等は私を遇するに先輩を以つてした...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...敵を優遇する道を講じたりしているのである...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...歌よみを優遇するよりも...
薄田泣菫 「器用な言葉の洒落」
...乗客がこれらの長短間隔のいずれに遭遇する機会(チャンス)が多いかという問題となると...
寺田寅彦 「電車の混雑について」
...今日の哲学から区別された所謂科学として待遇することも同様に出来ないことである...
戸坂潤 「科学方法論」
...伯は此等の外人を待遇するに於て亦能く親切鄭寧を盡くすがゆゑに...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...余は政治上如何なる困難に遭遇するも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...人々は彼の作品を遇するに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...戦場を虐遇するまでに立ち至る専制者...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...金文はその遺物の眞贋を判斷する爲に茲に一の困難に遭遇する...
内藤湖南 「支那古典學の研究法に就きて」
...仮に自分が遭遇するものとすれば...
中島敦 「狼疾記」
...この二つの一つを欠けば国が亡びる運命に遭遇する...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...新聞記者を遇する宜(よろ)しく此の如くなるべきか...
正岡子規 「従軍紀事」
...あり得る困難にすべて遭遇するのであるならば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...これも海岸において往々遭遇するフトまたはフットと言う地名は...
柳田國男 「地名の研究」
...士を遇する道を知らぬにも程がある...
吉川英治 「三国志」
...士を遇する情けもない奴だ...
吉川英治 「三国志」
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