...さうして彼等は私を遇するに先輩を以つてした...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...このやうな事件に遭遇する度ごとに...
石川三四郎 「浪」
...実物について自然物を研究する人は「境界なき差別」に絶えず遭遇する...
丘浅次郎 「境界なき差別」
...英国大使館はナリン太子を待遇するに鄭重(ていちょう)なる「囚人(めしゅうど)」の礼をもってしていたことを私はこの眼でハッキリと意識したのであった...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...一朝今回のような大地震に遭遇すると...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...こういう論法で行けば技術家を優遇することは必ずしも発明の奨励や何かになるものではなくて...
戸坂潤 「技術の哲学」
...余は政治上如何なる困難に遭遇するも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...余は政治上如何なる困難に遭遇するも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...それほど騒がせておいて、帰ってみれば一言の申しわけもなく、打通る大風にも驚かせられましたが、あれほど焦(じ)れて、ポンポン啖呵(たんか)をきっていた親方の女が、当人が現われてみると小言一つ言わず、腫物(はれもの)にでもさわるように御機嫌を取るのを見て、かえって歯痒(はがゆ)いくらいに思いましたが、今度はその従者に対する言語挙動が、まるで奴隷に対するような扱いであり、軽蔑と、叱咤(しった)とを以て、待遇するのに、このグロテスクな従者に、一言のないことにも驚かされました...
中里介山 「大菩薩峠」
...民を優遇するに越したことはないではないか...
中里介山 「大菩薩峠」
...その欲するままに余を遇するであろう...
中島敦 「光と風と夢」
...功労ある一大氏族を遇する道を知らなかった人といえよう...
蜷川新 「天皇」
...あらかじめ遭遇する危険が分かっていれば進んで対処しただろうに...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...新聞記者を遇する宜(よろ)しく此の如くなるべきか...
正岡子規 「従軍紀事」
...しかし蘭軒を遇することは旧に依つて渥(あつ)かつたのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それに己はまだ一度もあれを遇すべき道を以てあれを遇することが出来なかつた...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...さうして同氏を技師として遇するよう知事に建言した...
柳宗悦 「和紙十年」
...又只圓翁以外の千代造氏の輔導役は幼少の千代造氏を遇する事普通の弟子の如く...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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