例文・使い方一覧でみる「遅筆」の意味
スポンサーリンク...彼女は遅筆で、時間通りに約束に来なかった... 
...遅筆な人でも、日々努力を続けることが大切だ...
...遅筆だからといって、否定されることはない...
...先生が話していることを理解するのに遅れて遅筆になってしまった...
...遅筆な人でも、入門レベルの練習から始めることで上達することができる...
...遅筆なるは推敲の屡なるに依るなり...
芥川龍之介 「彼の長所十八」
...しかも彼は遅筆の方である...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...遅筆は、作家の恥辱である...
太宰治 「自作を語る」
...若い時から人並外れた遅筆家であった私は...
谷崎潤一郎 「客ぎらい」
...遅筆の私が故人のかがやかしい業績に励まされつつ筆を執った一事を回想するだけでも...
谷崎潤一郎 「大切な雰囲気」
...私は非常に遅筆であつて...
谷崎潤一郎 「文房具漫談」
...遅筆で病身なので...
林芙美子 「落合町山川記」
...此頃非常に遅筆ださうだね...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...――遅筆がりなんて！がりとより他思へないよ...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...「斯う遅筆ぢや困つたものだ...
牧野信一 「蝉」
...またしても自分の不満な遅筆をとりまいて立つであろう...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...彼はあわれなほど遅筆である...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...大体このごろ私は手紙をかくのが遅筆になりました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これは特に頭が悪いのと遅筆のための...
三好十郎 「恐怖の季節」
...頭が悪かったり遅筆であるのが...
三好十郎 「恐怖の季節」
...ちょっと見ると遅筆のように思われますが...
山本笑月 「明治世相百話」
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