...進取の気風なきを憂え...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...その人民をして旭日の昇るがごとく進取の気風を生ぜしめ...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...世に開国進取の国是という...
大隈重信 「吾人の文明運動」
...開国進取の国是を行うために我が国がこの運動を為すのを...
大隈重信 「吾人の文明運動」
...少年にして智慧があつたら進取の気力に乏しくなるだらうし...
薄田泣菫 「茶話」
...進取の心をもつ人々を石に化してしまう...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...これが実際に当ると仲々の訓練と勇気と進取の気象を要する...
谷譲次 「踊る地平線」
...外は進取の長計を取らんと欲せり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...だがそういう社会身分の優越は官吏の進取の気象を傷けこそすれ官僚としての支配者的政治手腕を産む原因とは考えられない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...諸君と相倚り相助けて進取の宏謨に答へむと...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...クリストフはこのフランス音楽の進取の気に感嘆した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...福井はあれでなかなか進取の気象に富んだところだ」「我々の先輩に橋本景岳という人がございまして」「なるほど――あれは天下の人材でしたね...
中里介山 「大菩薩峠」
...明治と進歩進取の世に生れあわせていた...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...もっともそれは後になって、習慣や、それから作られる新しい連合や、進取の精神や、軍事的栄誉欲によって、持続されたということもあろうけれども...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...スカンジナヴィアの諸民族の進取の精神と過剰人口とはまもなく海路に吐け口を見出した...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...貴族政治を助長せしと雖(いへど)も経済の一面に於ては猶進取の政略を取り...
山路愛山 「明治文学史」
...進取の気概に富まれたるにかかはらず...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...進取の気はうすく...
吉川英治 「三国志」
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