...この鉛玉を進上するのだ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...褒美として独逸帝国を半分進上してもいい...
薄田泣菫 「茶話」
...人がぼんやり考えこんでいるとき「君の考えてることをおしえてくれたら一ペニー進上」というが...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...いささか読者に珍味異香を進上しようと努めてみるつもりなのである...
太宰治 「新釈諸国噺」
...「なるほど、これは見事な槍、近頃の掘出し物、なるほど」「御所望とあらば進上致す」「いかにも珍らしい槍、頂戴して甲府へのみやげにしたい」「それはお安いこと、進上致そう...
中里介山 「大菩薩峠」
...それを一番先に見つけ出したお方様に百ずつ進上する...
中里介山 「大菩薩峠」
......
中里介山 「大菩薩峠」
...その時叔父の観覚の手紙には、進上、大聖文殊像(だいしょうもんじゅぞう)一体と、文殊は智恵である...
中里介山 「法然行伝」
...紀念のため是非あなたに進上したいと思います...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...御利益と云うものは金持ちに進上して下さい...
林芙美子 「新版 放浪記」
...年々の嘉例として六月に瓜を進上した...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...しかし嘉例である瓜を進上せぬも残念であるというので...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...薩摩人が之を進上する風をしてその機に乗(じょう)じて斬込(きりこ)もうとして出来なかったと云うような種々(しゅじゅ)様々な話がありますが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...それも喜んで進上するさ』と...
堀口九萬一 「フランソア・コッペ訪問記」
...進上申したほうが...
吉川英治 「三国志」
...無料で馬匹を進上しましても...
吉川英治 「三国志」
...ココニテ一献進上...
吉川英治 「新書太閤記」
...やはり一献進上の儀があり...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索