...自動書記は一八八〇年まで連続的に現れたが...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...そこから脳髄へ連続的に綱のごとくに延びていて...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...夏から秋へかけての植物界の天然の色彩のスペクトルが高さ約千メートルの岩壁の下から上に残らず連続的に展開されているのである...
寺田寅彦 「雨の上高地」
...実際には不均等に非対称的に不連続的にしかも統計的に起こるのである...
寺田寅彦 「物理学圏外の物理的現象」
...甲観測者は自分自身の位置――その位置は連続的に推移しているかも知れない――に立って...
戸坂潤 「科学方法論」
...その方法が自然科学的である限り(即ち対象を一様に等質的に且つ個々の場合に就いてではないという意味に於て連続的に...
戸坂潤 「科学論」
...連続的に一種異様なる唸(うな)り声を立てはじめたものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...連続的に響いて来る...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうしてもゼンマイ秤の針の動きを連続的に紙の上に描かすようにしなければならない...
中谷宇吉郎 「米粒の中の仏様」
...雪の結晶に雲粒の附着する度合は連続的に変化していて...
中谷宇吉郎 「雪」
...これほど連続的に行なわれ...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...連続的に街上で辻君(つじぎみ)を虐殺(ぎゃくさつ)という言葉は足(た)らない...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...然も連続的に合唱して来るのであつた...
牧野信一 「沼辺より」
...連続的にふかいながらも...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...社会と自然とは連続的に捉へられ...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...結婚の初めから連続的に物思いをばかりおさせになった宮であると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...……虎蔵が人を殺した……しかも連続的に……そうしてまだ捕まらずにいる……という事実に対して...
夢野久作 「白菊」
...今朝から連続的にこころみて来た彼奴の実験が...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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