例文・使い方一覧でみる「連名で」の意味


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...知事令夫人以下十四五名の貴婦人の連名で早月親佐(さつきおやさ)の冤罪(えんざい)が雪(すす)がれる事になった...   知事令夫人以下十四五名の貴婦人の連名で早月親佐の冤罪が雪がれる事になったの読み方
有島武郎 「或る女」

...それでも稲舟と結婚した時は両人連名で益々御愛顧を願うというような開業の引札然たる活版摺(ずり)の通知を交友間に配った...   それでも稲舟と結婚した時は両人連名で益々御愛顧を願うというような開業の引札然たる活版摺の通知を交友間に配ったの読み方
内田魯庵 「美妙斎美妙」

...その那須に滞在ちゆうに、私は、江口と連名で、菊池に、那須温泉の絵葉書で、便りを出した...   その那須に滞在ちゆうに、私は、江口と連名で、菊池に、那須温泉の絵葉書で、便りを出したの読み方
宇野浩二 「思ひ出すままに」

...宛名は僕と野呂の連名です...   宛名は僕と野呂の連名ですの読み方
梅崎春生 「ボロ家の春秋」

...足下と伸との連名で出してくれ...   足下と伸との連名で出してくれの読み方
大杉栄 「獄中消息」

...どちらが高位であろうか? 連名で女王に奉る報告書に署名するときなど...   どちらが高位であろうか? 連名で女王に奉る報告書に署名するときなどの読み方
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」

...上級生たちの大半の志望は軍医になっていますぐ出陣する事で、まことに当時の人の心は、単純とでも言おうか、生気溌剌(はつらつ)たるもので、学生たちは下宿で徹宵(てっしょう)、新兵器の発明に就(つ)いて議論をして、それもいま思うと噴(ふ)き出したくなるような、たとえば旧藩時代の鷹匠(たかじょう)に鷹の訓練をさせ、鷹の背中に爆裂弾をしばりつけて敵の火薬庫の屋根に舞い降りるようにするとか、または、砲丸に唐辛子(とうがらし)をつめ込んで之(これ)を敵陣の真上に於いて破裂させて全軍に目つぶしを喰わせるとか、どうも文明開化の学生にも似つかわしからざる原始的と言いたいくらいの珍妙な発明談に熱中して、そうしてこの唐辛子目つぶし弾の件は、医専の生徒二、三人の連名で、大本営に投書したとかいう話も聞いたが、さらに血の気の多い学生は、発明の議論も手ぬるしとして、深夜下宿の屋根に這(は)い上って、ラッパを吹いて、この軍隊ラッパがまたひどく仙台の学生間に流行して、輿論(よろん)は之を、うるさしやめろ、と怒るかと思えばまた一方に於いては、大いにやれ、ラッパ会を組織せよ、とおだてたり、とにかく開戦して未だ半箇年というに、国民の意気は既に敵を呑んで、どこかに陽気な可笑(おか)しみさえ漂っていて、そのころ周さんが「日本の愛国心は無邪気すぎる」と笑いながら言っていたが、そう言われても仕方の無いほど、当時は、学生ばかりでなく仙台市民こぞって邪心なく子供のように騒ぎまわっていた...   上級生たちの大半の志望は軍医になっていますぐ出陣する事で、まことに当時の人の心は、単純とでも言おうか、生気溌剌たるもので、学生たちは下宿で徹宵、新兵器の発明に就いて議論をして、それもいま思うと噴き出したくなるような、たとえば旧藩時代の鷹匠に鷹の訓練をさせ、鷹の背中に爆裂弾をしばりつけて敵の火薬庫の屋根に舞い降りるようにするとか、または、砲丸に唐辛子をつめ込んで之を敵陣の真上に於いて破裂させて全軍に目つぶしを喰わせるとか、どうも文明開化の学生にも似つかわしからざる原始的と言いたいくらいの珍妙な発明談に熱中して、そうしてこの唐辛子目つぶし弾の件は、医専の生徒二、三人の連名で、大本営に投書したとかいう話も聞いたが、さらに血の気の多い学生は、発明の議論も手ぬるしとして、深夜下宿の屋根に這い上って、ラッパを吹いて、この軍隊ラッパがまたひどく仙台の学生間に流行して、輿論は之を、うるさしやめろ、と怒るかと思えばまた一方に於いては、大いにやれ、ラッパ会を組織せよ、とおだてたり、とにかく開戦して未だ半箇年というに、国民の意気は既に敵を呑んで、どこかに陽気な可笑しみさえ漂っていて、そのころ周さんが「日本の愛国心は無邪気すぎる」と笑いながら言っていたが、そう言われても仕方の無いほど、当時は、学生ばかりでなく仙台市民こぞって邪心なく子供のように騒ぎまわっていたの読み方
太宰治 「惜別」

...機関長のマイエル・ブルメナウという大尉なぞが連名で...   機関長のマイエル・ブルメナウという大尉なぞが連名での読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...中尉の先輩や友人たちが連名で...   中尉の先輩や友人たちが連名での読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...連名で新聞へ弁明書を出し...   連名で新聞へ弁明書を出しの読み方
寺田寅彦 「アインシュタイン」

...それに箱館奉行經由のプーチヤチンの書翰を森山(當時榮之助)と連名で飜譯してゐる事實からみて...   それに箱館奉行經由のプーチヤチンの書翰を森山と連名で飜譯してゐる事實からみての読み方
徳永直 「光をかかぐる人々」

...バクに兄弟連名で巨大な精錬所を建設したのが...   バクに兄弟連名で巨大な精錬所を建設したのがの読み方
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」

...一面には中村是公同夫人連名で...   一面には中村是公同夫人連名での読み方
夏目漱石 「満韓ところどころ」

...貴方は私と連名で蕪木へ発信した事があつたね...   貴方は私と連名で蕪木へ発信した事があつたねの読み方
平出修 「計画」

...八人連名で小作料五割減の要求をつきつけた...   八人連名で小作料五割減の要求をつきつけたの読み方
「共同耕作」

...その南北探題の連名である...   その南北探題の連名であるの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...斯波(しば)高経と高(こう)ノ師泰(もろやす)との連名で...   斯波高経と高ノ師泰との連名での読み方
吉川英治 「私本太平記」

...連名で提出した意見書は...   連名で提出した意見書はの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

「連名で」の書き方・書き順

いろんなフォントで「連名で」


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頭の先から足の先まで   虫の知らせ   イロハのイ  

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