...メルチの子供フランチェスコと連れ立って...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...先頃逝去した吉村冬彦氏(寺田寅彦博士)が夏目漱石氏と連れ立って来場され私の油絵や斎藤与里の作品を売約したことである...
高村光太郎 「ヒウザン会とパンの会」
...私と連れ立って山道を辿(たど)り始めました...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...その佗びしさを紛らすために二人は殆(ほとん)ど二日置きぐらいに連れ立って神戸へ出て...
谷崎潤一郎 「細雪」
...彼女が夫と珍しく連れ立って出たのは...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...喜代子と笹部とが連れ立って...
豊島与志雄 「叔父」
...また連れ立って店まで帰って来たことを報告した...
豊島与志雄 「田原氏の犯罪」
...二人で連れ立って...
豊島与志雄 「不肖の兄」
...二人連れ立ってどこへ行くだろうか...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...少しも弱った顔を見せずにみんなと連れ立って...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...姫様と二人連れ立って福原まで行きましょう...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...その町内から五六人ずつ連れ立っていく男の子や女の子たちとは別に...
堀辰雄 「幼年時代」
...原坂ら足の早い壮者と連れ立って出発した...
本庄陸男 「石狩川」
...かれと連れ立って...
吉川英治 「大岡越前」
...彼はもう孫乾と連れ立って...
吉川英治 「三国志」
...連れ立って草廬(そうろ)を出た...
吉川英治 「新・水滸伝」
...おととい連れ立って来た...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...きっと後から連れ立って来いよ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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