...余は困惑し逡巡し...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...と逡巡(しりごみ)すれば...
泉鏡花 「活人形」
...冷たき軽侮の影に逡巡(しゅんじゅん)している疲れた人々よ! などというが...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...お礼逡巡(しゅんじゅん)...
太宰治 「虚構の春」
...先ずよほどの自信家でない限り論文提出について逡巡(しゅんじゅん)せざるを得ないであろう...
寺田寅彦 「学位について」
...狐疑逡巡しているだけだ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...思(おも)ひ切(き)つてせねば成(な)らぬ事件(じけん)に出逢(であ)うても二度(ど)や三度(ど)は逡巡(しりごみ)するのがどうかといへば彼(かれ)の癖(くせ)の一つであつた...
長塚節 「土」
...「彼方(あつち)の方(ほう)つて――」と少(すこ)し逡巡(ためら)つてゐた三千代は...
夏目漱石 「それから」
...湯槽(ゆぶね)の中で身を浮かしながら少々逡巡(しゅんじゅん)していると...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...御米はしばらく逡巡(ためら)った末...
夏目漱石 「門」
...例えば春の句で遅き日のつもりて遠き昔かな春雨や小磯(こいそ)の小貝ぬるるほど行く春や逡巡(しゅんじゅん)として遅桜(おそざくら)歩行歩行(ありきありき)もの思ふ春の行衛(ゆくえ)かな菜の花や月は東に日は西に春風や堤(つつみ)長うして家遠し行く春やおもたき琵琶(びわ)の抱(だき)ごころ等の句境は...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...(はっとして逡巡する)おなか え...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...みずからを逡巡(しゅんじゅん)や反省なしに平気で殺人を敢行(かんこう)するのである...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...怯懦(けふだ)逡巡(しゆんじゆん)して...
山路愛山 「信仰個条なかるべからず」
...遅疑逡巡(ちぎしゅんじゅん)して...
吉川英治 「上杉謙信」
...もし狐疑逡巡(こぎしゅんじゅん)して...
吉川英治 「三国志」
...味方の勢を実は少しずつ――黎陽(れいよう)(河南省逡県東南)都(ぎょうと)(河北省)酸棗(さんそう)(河南省)の三方面へ分け...
吉川英治 「三国志」
...私はまたしても逡巡の誘惑に駆られる地点に来た...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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