...敢て之を乘り切ると逡巡して進化を拒むとの孰れを問はず...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...今は少しも逡巡(ためら)はず...
巌谷小波 「こがね丸」
...測量員すら逡巡して通行しなかったところ...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...あたかも一段ごとに逡巡(しゅんじゅん)するかのようにゆっくり階段を下りていった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...惑乱と逡巡(しゅんじゅん)とのあの夜に彼が予見したことは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...西(にし)のおとつゝあ等(ら)躊躇逡巡(しつゝくむつゝく)だから...
長塚節 「土」
...逡巡(しりごみ)して復(ま)た居据(ゐすわ)りになつた...
長塚節 「土」
...自分は少し逡巡(しゅんじゅん)した後(あと)で...
夏目漱石 「行人」
...御米はしばらく逡巡(ためら)った末...
夏目漱石 「門」
...御米(およね)はしばらく逡巡(ためら)つた末(すゑ)...
夏目漱石 「門」
...そいつはと少々逡巡(しゅんじゅん)の体(てい)であったが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...例えば春の句で遅き日のつもりて遠き昔かな春雨や小磯(こいそ)の小貝ぬるるほど行く春や逡巡(しゅんじゅん)として遅桜(おそざくら)歩行歩行(ありきありき)もの思ふ春の行衛(ゆくえ)かな菜の花や月は東に日は西に春風や堤(つつみ)長うして家遠し行く春やおもたき琵琶(びわ)の抱(だき)ごころ等の句境は...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...恐怖や逡巡が彼を襲はない訣ではなかつた...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...進取の気ありて進み得ず逡巡(ししょしゅんじゅん)として姑息(こそく)に陥りたる諸平(もろひら)...
正岡子規 「曙覧の歌」
...なんらの畏敬もなんらの逡巡も...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
......
三好達治 「測量船拾遺」
...心に逡巡(しゆんじゆん)する怯(おくれ)もないが...
森鴎外 「大塩平八郎」
...そして光秀が逡巡(しゅんじゅん)なお決しかねている進退にたいしても...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
