例文・使い方一覧でみる「逡」の意味


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...すると彼は私の巡(しゅんじゅん)に早くも気がついたと見えて...   すると彼は私の逡巡に早くも気がついたと見えての読み方
芥川龍之介 「疑惑」

...巡しながらもその人の膝下に跪くに違ひないと思ふ...   逡巡しながらもその人の膝下に跪くに違ひないと思ふの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...あれは――」と帳場氏は言葉を切ってちょっと(ためら)った...   あれは――」と帳場氏は言葉を切ってちょっと逡ったの読み方
海野十三 「蠅男」

...「呀ッ!」と帆村の(たじろ)ぐ前に...   「呀ッ!」と帆村の逡ぐ前にの読み方
海野十三 「蠅男」

...僅かに巡(しゅんじゅん)の色を見せるという風だった...   僅かに逡巡の色を見せるという風だったの読み方
海野十三 「不思議なる空間断層」

...冷たき軽侮の影に巡(しゅんじゅん)している疲れた人々よ! などというが...   冷たき軽侮の影に逡巡している疲れた人々よ! などというがの読み方
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」

...巡(しゅんじゅん)する兵士らと...   逡巡する兵士らとの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...「彼方(あつち)の方(ほう)つて――」と少(すこ)し巡(ためら)つてゐた三千代は...   「彼方の方つて――」と少し逡巡つてゐた三千代はの読み方
夏目漱石 「それから」

...かすかに巡(しゅんじゅん)するものを感じていた...   かすかに逡巡するものを感じていたの読み方
本庄陸男 「石狩川」

...畏縮といふよりは些(いさゝ)か辟易の體(てい)で巡(うぢうぢ)してゐる...   畏縮といふよりは些か辟易の體で逡巡してゐるの読み方
三島霜川 「解剖室」

...作者が恋愛した人との現実で苦しんでいた、人生に対する対手の狐疑、巡は、貧困や孤独な生活経験からたくわえられたものであった...   作者が恋愛した人との現実で苦しんでいた、人生に対する対手の狐疑、逡巡は、貧困や孤独な生活経験からたくわえられたものであったの読み方
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第二巻)」

...自然の嵐は威厳をもって圧倒的に正々堂々と、順二郎の内部の旋風はやや臆病に、巡をもって、しかも避け難い力に押されて、互に響き合い、ひきよせ合っているようだ...   自然の嵐は威厳をもって圧倒的に正々堂々と、順二郎の内部の旋風はやや臆病に、逡巡をもって、しかも避け難い力に押されて、互に響き合い、ひきよせ合っているようだの読み方
「海流」

......   の読み方
三好達治 「測量船拾遺」

...そうして初めて和(なご)やかに微笑って私の手にその手を結びつけ幾度か巡(ためら)いいくらか羞かしそうに口のうちで「お父さん」とそう呼びかけた...   そうして初めて和やかに微笑って私の手にその手を結びつけ幾度か逡巡いいくらか羞かしそうに口のうちで「お父さん」とそう呼びかけたの読み方
室生犀星 「童子」

...怯懦(けふだ)巡(しゆんじゆん)して...   怯懦逡巡しての読み方
山路愛山 「信仰個条なかるべからず」

...荊州も取り給わず遅疑巡(ちぎしゅんじゅん)...   荊州も取り給わず遅疑逡巡の読み方
吉川英治 「三国志」

...が今は何の巡(しゅんじゅん)もない...   が今は何の逡巡もないの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...狐疑(こぎ)と巡(しゅんじゅん)をいだかせ...   狐疑と逡巡をいだかせの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「逡」の読みかた

「逡」の書き方・書き順

いろんなフォントで「逡」

「逡」の英語の意味


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涙強い   突貫する   諂曲  

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