...もうこの夏を通り越すか越さぬかのところまで...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...それを通り越すと...
田山録弥 「紅葉山人訪問記」
...雑踏した長い馬場(ばゞ)を通り越すと...
田山花袋 「父の墓」
...一度隆盛期を通り越すと消えてしまう...
寺田寅彦 「明治三十二年頃」
...何にも掴まないうちに凡てを通り越すんじゃないかとよく思います...
豊島与志雄 「恩人」
...その内心の宝に触れさせずに経験を通り越すこと……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...幾世紀をも通り越す人々...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...けれども咽喉を通り越すや否やすぐとまた飲みたくなった...
夏目漱石 「思い出す事など」
...肩を並べて通り越すとき...
夏目漱石 「虞美人草」
...その峠を定規通(ていきどお)り通り越すと...
夏目漱石 「こころ」
...だからその大切な時機を通り越すと...
夏目漱石 「それから」
...相生さんの家を通り越すと...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...それを通り越すと幅一間ほどの三和土(たたき)が真直(まっすぐ)に正面まで通っている...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...それを一歩通り越すまでの激しさには到らないのだ...
林芙美子 「浮雲」
...僕のまわりを通り越す群衆が僕には僕の影のようにおもえる...
原民喜 「鎮魂歌」
...ぼくはいまその電燈を通り越す...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...ぼくはいまその電燈を通り越す...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...その原を通り越すと今度は信州路になつて野邊山が原といふのに入つた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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