...隣の部屋を通り越すと直に梯子段の下(お)り口である...
鈴木三重吉 「赤い鳥」
...もうこの夏を通り越すか越さぬかのところまで...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...そこを通り越すとまた広くなって...
知里真志保 「あの世の入口」
...一度隆盛期を通り越すと消えてしまう...
寺田寅彦 「明治三十二年頃」
...然しそれを通り越すことが...
豊島与志雄 「運命のままに」
...何にも掴まないうちに凡てを通り越すんじゃないかとよく思います...
豊島与志雄 「恩人」
...けれども咽喉を通り越すや否やすぐとまた飲みたくなった...
夏目漱石 「思い出す事など」
...一行の舟は静かに太公望(たいこうぼう)の前を通り越す...
夏目漱石 「草枕」
...肩を並べて通り越すとき...
夏目漱石 「虞美人草」
...それを通り越すと満鉄の本社になる...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...相生さんの家を通り越すと...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...それを通り越すと幅一間ほどの三和土(たたき)が真直(まっすぐ)に正面まで通っている...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...電車はガーツと全速力でここを通り越す...
原民喜 「心願の国」
...漸(ようや)くの思いで塚田村を無事に通り越すと...
牧野信一 「ゼーロン」
...ぼくはいまその電燈を通り越す...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...その暗渠の上を通り越すと彼は...
夢野久作 「木魂」
...その原を通り越すと今度は信州路になつて野邊山が原といふのに入つた...
若山牧水 「樹木とその葉」
...松林を通り越すと...
若山牧水 「樹木とその葉」
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