...それを通り越すと...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...なだらかな道を通り越すと...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...どうやら懸念していた梅雨時も無事に通り越すことができました...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...雑踏した長い馬場(ばゞ)を通り越すと...
田山花袋 「父の墓」
...そこを通り越すとまた広くなって...
知里真志保 「あの世の入口」
...それを通り越すと香炉のふたのような形の島が見えたが名はわからなかった...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...切符改めの木戸を通り越すが又一難なりき...
内藤湖南 「寧樂」
...けれども咽喉を通り越すや否やすぐとまた飲みたくなった...
夏目漱石 「思い出す事など」
...肩を並べて通り越すとき...
夏目漱石 「虞美人草」
...その峠を定規通(ていきどお)り通り越すと...
夏目漱石 「こころ」
...だからその大切な時機を通り越すと...
夏目漱石 「それから」
...それを通り越すと満鉄の本社になる...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...相生さんの家を通り越すと...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...それを一歩通り越すまでの激しさには到らないのだ...
林芙美子 「浮雲」
...漸(ようや)くの思いで塚田村を無事に通り越すと...
牧野信一 「ゼーロン」
...ぼくはいまその電燈を通り越す...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...ぼくはいまその電燈を通り越す...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...その原を通り越すと今度は信州路になつて野邊山が原といふのに入つた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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