...第三章 日光の諸寺院と山の村落我々は世界的に有名な日光の諸寺院に近い橋石〔括弧してストーン・ブリッジとしてあるが現在の日光町字鉢石(はついし)のことらしい〕で数日間逗留することになった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...夏中逗留するといへば...
石川啄木 「鳥影」
...それにそのお客さんは逗留する人じゃないんです...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「耳香水」
...もう一日逗留することにして...
種田山頭火 「道中記」
...暫らく鰍沢の町に逗留することになりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここに逗留すること二日...
中里介山 「大菩薩峠」
...また逗留(とうりゅう)するなら逗留する所から...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...六平次は一ヶ月も逗留するやうな...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...正介伴うて南蔵院へ長逗留する...
正岡容 「我が圓朝研究」
...どこかの療養所に逗留することが...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...敵国に逗留する事能わずしてついには我国へ帰りわが兵となる故これ二の宝なり...
南方熊楠 「十二支考」
...馬に乗るのが大儀な場合は逗留する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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