...保元平治以前の源氏と保元平治以後の源氏とは其東国に有せる勢力に於て殆ど何等の逕庭をも有せざりし也...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...併し此二つの層が食ふ爲にする勞働――職業――に對する寛容の度には著しい逕庭がある...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...渡り鳥堤の藪(やぶ)を木伝(こづた)ひて十月二十日 「玉藻五句集(第八十回)」門の内掛稲(かけいね)ありて写真撮(と)る句碑を見て溝蕎麦(みぞそば)の逕(みち)左へと秋晴の奇北(きほく)高臥(こうが)のところ是(こ)れ十月二十一日 埼玉県須賀村に川島奇北の病を訪ひ...
高浜虚子 「六百句」
...畷とも道ともつかない小逕(こみち)を無数の人影がうようよしている...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...暗い草原の小逕(こみち)を歩きながら言った...
徳田秋声 「黴」
...山の根の岩を伝える一条の細逕(さいけい)を...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...千々岩は分明(ぶんみょう)に叔母が心の逕路(けいろ)をたどりて...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...諸動物中にも特種の心性の発達に甚だしく逕庭がある...
南方熊楠 「十二支考」
...附き添うた伝説の多寡に著しい逕庭(ちがい)あり...
南方熊楠 「十二支考」
...枯骨長依狐兎逕...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...竹逕は名を元起(げんき)...
森鴎外 「渋江抽斎」
...大抵養子竹逕(ちくけい)が代講をしていたのである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...海保竹逕(ちくけい)が数(しばしば)渋江氏に警告して...
森鴎外 「渋江抽斎」
...十歳の成善は改めてその子竹逕(ちくけい)の門人になった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...人をして竹逕の口吻(こうふん)態度を学んでいはせぬかと疑わしめた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...江戸で海保竹逕(かいほちくけい)の塾を辞して...
森鴎外 「渋江抽斎」
...常に弊衣を著(き)ていた竹逕が...
森鴎外 「渋江抽斎」
...利根河岸の絶壁(ぜつぺき)に横はれる細逕(さいけい)に入る...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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