...場主の言葉が途切れると尤(もっと)もらしくうなずいた...
有島武郎 「カインの末裔」
...話題が途切れると...
有島武郎 「星座」
...話が一寸途切れる...
有島武郎 「半日」
...勃凸との話が途切れるとおんつぁんはぐつたりして客車の天井を眺めてゐた...
有島武郎 「骨」
...相手の言葉がちよつと途切れると...
薄田泣菫 「茶話」
...言葉が途切れると...
豊島与志雄 「浅間噴火口」
...しまいにその言葉が途切れると...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...それが途切れると...
豊島与志雄 「水甕」
...そして一寸間が途切れると...
豊島与志雄 「理想の女」
...話が途切れると獄舎(ひとや)のうちは暗くありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...間が暫く途切れる...
長塚節 「菜の花」
...この供給が一日でも途切れると彼れ等は手を拱(こまぬ)いて飯を食うよりほかに何等の能もない凡人になってしまう...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...平次の問ひが途切れると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それがちよつと途切れると突然一人がかう怒鳴りながら立上つた...
北條民雄 「盂蘭盆」
...また少し話が途切れると「お久さん何処へ」...
正岡容 「我が圓朝研究」
...ギスの声は蝉(せみ)などと違って久しく途切れるので...
柳田国男 「木綿以前の事」
...かつ子はその「途切れる」ことをなによりも恐れた...
山本周五郎 「季節のない街」
...奇怪至極(きっかいしごく)ともうすしかありません」嗄(か)すれ途切れることばの渇(かわ)きを救って...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索