...それがだんだん激して途切れがちな言葉になって...
有島武郎 「或る女」
...こーつ」阿Qは彼の話が途切れたひまに精一杯の勇気を振起(ふりおこ)して口をひらいた...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...それも途切れ勝ちで...
江戸川乱歩 「悪霊」
...文句はそこで途切れ...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「深夜の客」
...また木綿糸のやうにちよつと途切れては...
薄田泣菫 「独楽園」
...あそばし………」お春の言葉はそこで途切れて...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...その林の途切れたところからは...
田山録弥 「百日紅」
...」そして喜代子が途切れ途切れに云い出した願いというのは...
豊島与志雄 「叔父」
...私達の話は途切れた...
豊島与志雄 「二等車に乗る男」
...初めは直樣途切れて...
永井荷風 「蟲の聲」
...そのくらいの事は二郎さんもたいてい見ていて解りそうなもんだのに……」泣きながら云う嫂(あによめ)の言葉は途切(とぎ)れ途切れにしか聞こえなかった...
夏目漱石 「行人」
...フト言葉の途切れた時の...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...おつ母さんだよ、判るかい、――誰が一體こんな眼に逢はせたんだえ、勘ちやん」抱いたり、搖ぶつたり、頬摺(ほゝず)りしたり、お常は半狂亂の態ですが、勘太郎はもう息も絶え/″\、脈も途切れて、死の色が、町の子らしい華奢な顏に、薄黒い隈(くま)を描いて行くのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...若妻が途切れ途切れに言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...それらの言葉が途切れ/\に伝つた...
牧野信一 「R漁場と都の酒場で」
...祖母と母とが何やら話してゐるのが途切れ/\に聞えた...
牧野信一 「疳の虫」
...途切れ途切れの空地にすぎないものとなった...
「朝の風」
...右は松の途切れた所から...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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