...会話はそこで途切れて...
梅崎春生 「Sの背中」
...文句はそこで途切れ...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「深夜の客」
...夫人の声が途切れると...
薄田泣菫 「茶話」
...また木綿糸のやうにちよつと途切れては...
薄田泣菫 「独楽園」
...病院でも服んでいるの」次兄の声は途切れた...
「草藪」
...アントニーは一瞬言葉を途切れさせた...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「長い部屋」
...何かの話が途切れた機会(はずみ)に...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...明治四十二年から四年へかけて西洋へ行っている間だけがちょっと途切れてはいるが...
寺田寅彦 「銀座アルプス」
...少しも途切れなかった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...もし言葉が途切れたら二人は見かわすことができなかったろう...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...会話は途切れてしまいました...
豊島与志雄 「碑文」
...おたがいに籠の鳥だ」「南条――」ここで両人の話が暫らく途切れました...
中里介山 「大菩薩峠」
...暫く途切れた客の後から一人の男がずつとはひつて來てどつかり椅子へ腰を卸しながら「おゝ髭だ」胴間聲を出していつた...
長塚節 「おふさ」
...行く/\話が途切れない...
長塚節 「才丸行き」
...じゃあ」声が途切れ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...煙は途切れていた...
山川方夫 「演技の果て」
...話が途切れて面白くないな...
横光利一 「旅愁」
...四尺八の音はすぐ途切れた...
吉川英治 「剣難女難」
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