...殊に俊助は話が途切れると...
芥川龍之介 「路上」
...談話(はなし)途切れて宿の亭主は...
泉鏡花 「活人形」
...言葉が途切れると...
豊島与志雄 「浅間噴火口」
...途切れ途切れに聞えてくる単語を...
豊島与志雄 「野ざらし」
...会話は途切れてしまいました...
豊島与志雄 「碑文」
...言葉が途切れると急に撥(は)ね返って...
中里介山 「大菩薩峠」
...平次の問ひが途切れると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そこで話が途切れて二人は云い合わせたように窓の外に眼をやったが...
火野葦平 「糞尿譚」
...二つの込合った途切れることのない人間の潮流が...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「群集の人」
...ラルフが途切れ途切れに言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...もうこれだけいっただけで説明にも及ぶまいとおもうが念のために蛇足を添えるならつまりぞっこんと惚れ込んでいるこの自分の心をうっかり話の途切れに相手に悟られてしまってはならない...
正岡容 「我が圓朝研究」
...」高は途切れ途切れに以上のような告白を語り明したのである...
松永延造 「職工と微笑」
...かつ子はその「途切れる」ことをなによりも恐れた...
山本周五郎 「季節のない街」
...「――おまえ見たさに……」とその唄の文句が途切れて聞えた...
山本周五郎 「さぶ」
...どちらも遠くへだたったところから途切れ途切れに聞えて来るのだが...
山本周五郎 「日本婦道記」
...あの……蔵元屋の……アノ博多小町……」そんなヒソヒソ話が急に途切れて皆...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...常に途切れがちだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...途切れ途切れであった...
吉川英治 「源頼朝」
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