...二人(ふたり)の間の挨拶(あいさつ)はそれなりで途切れてしまったので...
有島武郎 「或る女」
...二人の話は又暫く途切れた...
有島武郎 「半日」
...相手の言葉がちよつと途切れると...
薄田泣菫 「茶話」
......
高木貞治 「ヒルベルト訪問記」
...あの時代は父の作は一時途切れている...
高村光太郎 「回想録」
...それで、言葉が途切れ、コーヒーが来て、長谷川はそれをすすった...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...自然二人の対話も途切れて...
中里介山 「大菩薩峠」
...遣れないのは分ってるさ」二人の問答はすぐ途切れてしまった...
夏目漱石 「道草」
...途切(とぎ)れ途切れに...
夏目漱石 「明暗」
...したがって談話の途切れた時積極的に動き始めたものは...
夏目漱石 「明暗」
...それなりにしておいたのです」と途切れ途切れに云った...
夏目漱石 「門」
...しばらくは言葉が途切れて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...上がり框(かまち)で引っくり返ったきり――」「やはり身体が痺(しび)れたんだね」お由の声が涙に途切れるのを...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...マザロフが途切れた話題を取り上げようとするものかは...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...じゃあ」声が途切れ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...久しく途切れたからこれを書き今日はこの位でもう出します...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...大助の饒舌(じょうぜつ)もだんだん途切れだした...
山本周五郎 「新潮記」
...途切れ途切れに聴えて来た...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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