...その途中で二人の御姫様は...
芥川龍之介 「犬と笛」
...しかも途中でおいさんが遠縁のOといふ人にあひ...
安倍能成 「初旅の残像」
...……ちょうど狼の温泉へ入込(いりこ)みます途中でな...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...途中でかしわ餅を沢山買って...
上村松園 「明治懐顧」
...その途中で少しでも怪しいことがあれば...
江戸川乱歩 「影男」
...機みがよかったら途中で二三度とんぼ返りまでして見せました...
薄田泣菫 「初蛙」
...その若者は途中でこの人たちに会い...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...途中でやはり牧夫仲間の太郎というのに会い...
田畑修一郎 「石ころ路」
...一七八九年の革命の理論が底深く浸潤せんとする途中で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...長い廊下の奥へ行く途中で...
中里介山 「大菩薩峠」
...途中で犬に吠(ほ)えられる...
夏目漱石 「写生文」
...途中で織匠(はたや)が訊ねた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...アビシニアの馬途中で騎手と離るると必ず昨夜駐(とま)った処へ還るとベーカーの『ゼ・ナイル・トリビュタリース・オヴ・アビシニア』に見えるが...
南方熊楠 「十二支考」
...途中で百円ばかり借りて行くと...
三好十郎 「樹氷」
...途中でブランに気を付けるやうに相談しました...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...きまってその途中で訪問者の利益になることを教えてくれる...
柳田国男 「海上の道」
...読者はキット途中で作中の人物を混線さしてしまう...
夢野久作 「創作人物の名前について」
...信長退京の途中で斬首されたことであった...
和辻哲郎 「鎖国」
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