...放浪者の 酒と 女と(生の 価値も そこに 見えると 思はれた)のあぢを 途切らせなかつた...
岩野泡鳴 「札幌の印象」
...明治二十二年の統計表に依れば全国において途上発病または饑餓にて死せしものは僅々(きんきん)千四百七十二人なり(消化器病にて死せしものは二十万五千余人なり)...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...択(えら)んで行く途なし...
海野十三 「共軛回転弾」
...処が、此踊の中途で、例の薬剤師が、其頃は珍らしかつた電気花火を燃やして、電光を見せる...
江見水蔭 「硯友社と文士劇」
...芳林寺へゆく途中で...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...もうこの辺へ着かなくてはならんのに――途中で...
直木三十五 「南国太平記」
...こんなバツの悪いところへ出しゃばるのですか」「琵琶湖の舟遊びに行った帰り途...
中里介山 「大菩薩峠」
...目的(もくてき)を有(も)つて途(みち)を行(ゆ)く人(ひと)と共(とも)に...
夏目漱石 「門」
...――滝山は途中で一人映画館を出て...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...一 法典ノ実施ヲ延期スルハ各人ヲシテ安心立命ノ途ヲ失ハシムルモノナリ...
穂積陳重 「法窓夜話」
...同国王は故国へ帰国途中であると報じたからである...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...外国で途方に暮れていたんだから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...お前の首と胴とが生き別れになるンだぜ」世にもおそろしい顔つきで圓朝に言われた途端...
正岡容 「圓太郎馬車」
...一ト安心をした私だちはまた途(みち)を絶れて困った...
室生犀星 「童子」
...途方にくれた顔いろを...
吉川英治 「大岡越前」
...ひとつには済州(さいしゅう)から江州送りとなったときの、長途の疲労が、今にして一度に出たのかも知れなかった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...仕事場の帰り途に...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...揺られゆく途々(みちみち)に...
吉川英治 「親鸞」
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