...今度のプロジェクトは逆風が吹いているけど、成功したいと思います...
...大学入試はいつも逆風だけど、がんばって勉強しよう...
...夫婦間の意見の不一致で、家庭内が逆風になってしまった...
...会社の業績が悪く、全社員の前途は逆風に見えている...
...船が進むにつれて強まる逆風に、船長は苦戦した...
...それから、またエンジンの音がかすかに聞えるし、逆風のときは、むっとした熱気さえ感じるのだ...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...逆風と逆浪(げきろう)の最も激(はげ)しい難路を辿(たど)らねばならず...
田中英光 「オリンポスの果実」
...真夜中になって逆風が吹き出し...
永井隆 「この子を残して」
...逆風に吹き戻されてラ・メデュウズに帰ったのではないかというようなことをいった...
久生十蘭 「海難記」
...地方も間近いところで逆風が吹きおこった...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...逆風におしまくられて近寄ることができない...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...私はそこまで行くことが出來ない――逆風(ぎやくふう)が陸(をか)の方から吹きつけて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...表面上どんなに逆風でも...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...逆風になるだろう」メイが失望したように言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...逆風の時はもめ事が起こるものさ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...逆風がいったん沈んだ海底の砂を巻き起し...
柳田國男 「地名の研究」
...参木は自分の面上を撫で上げられる逆風を感じて横を見た...
横光利一 「上海」
...(十二月廿三日)マルセエユ地中海に入(はひ)つて初めて逆風に遇い...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...またもやあの手――弦之丞が今宵同じ手ぐちで四人までも斬っている夕雲流の逆風剣――すなわち八天斬(てんぎ)りと誇称されるあぶない切(き)ッ尖(さき)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...目下の逆風では十一月八日以前にゴアに着くことは困難である...
和辻哲郎 「鎖国」
...逆風とか、何かその他の事情で、目ざすところと異ったところへ着くこともあろうし、又その際航海者がその国土の知識を持っていれば一層工合がいいに相違ないのであるからそれを予め持つようにそこの住民を示すためである...
和辻哲郎 「鎖国」
...逆風でマリアナ諸島より先へは出られなかった...
和辻哲郎 「鎖国」
...逆風でどうしても引返せない...
和辻哲郎 「鎖国」
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