...彼女は規則を逆用して、自分にとって都合のいい形に解釈していた...
...逆用することで、予想以上の結果を得られることもある...
...逆用することで、本来の意味とは異なる解釈もできる...
...今回の問題は逆用することによって簡単に解決できます...
...逆用できる可能性を探ることで、新しいアイデアが生まれるかもしれない...
...反対派はまたもこれを被害民の讒誣に逆用して「収穫があればこそ小作料も引上げたのだ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...実際多くの形式主義的理論家が逆用する常套手段であるであろう...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...巡査が巡査たる地位を逆用して犯行に利しているという点なのである...
戸坂潤 「社会時評」
...「恒産なきものは恒心なし」という支那の聖人の唯物論を逆用しようとするこの現象は...
戸坂潤 「社会時評」
...だが、智慧の林檎を一たび口にした人間は、これを逆用した...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...此の事件を逆用し...
中島敦 「光と風と夢」
...惠みの賜物を逆用して...
波多野精一 「時と永遠」
...八郎のこんたんが幕府の力で浪士を集め機を見て討幕に逆用するにあったという...
服部之総 「新撰組」
...逆用されたりするような作用を起さぬようご注意ねがいたいです」「それはよくわかって居ります」「ちょっとお聞きしたいことがありますが...
久生十蘭 「ノア」
...これまでの日本プロレタリア芸術運動の方針を否定する便宜な口実として逆用された...
宮本百合子 「解説(『風知草』)」
...これらの逆用されている智慧は...
宮本百合子 「木の芽だち」
...反革命分子がソヴェト法律を逆用して遂にその労働者出の工場管理者を国家保安部に捕縛させた...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...我々はそれを逆用することができた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...精神の健康のためにはこれを逆用して始めて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この「法律に定められたる場合」を逆用して...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...「かねての計画に従って、まず、味方の内へまぎれこんでいる蔡仲(さいちゅう)、蔡和(さいか)のふたりを囮(おとり)とし、これを逆用して、敵の大勢をくつがえすこと...
吉川英治 「三国志」
...そうしたお上(かみ)の恩寵(おんちょう)を逆用して...
吉川英治 「私本太平記」
...罠を逆用することである...
和辻哲郎 「鎖国」
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