...部屋が逆様になっていた...
...逆様にならないように、しっかり手すりにつかまってください...
...彼女はいつも逆様な言い方をする...
...時計が逆様になっちゃった...
...シチューを作るときに、逆様にならないように手早く混ぜると良い...
...アワヤ谷底へ真逆様にならんとせしは某君...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...真逆様(まっさかさま)に海中へ飛び込んだ救うべくもない不幸な娘と...
大阪圭吉 「灯台鬼」
...岸田直介の急死はこの先の断崖から真逆様に突墜(つきおと)された他殺である事...
大阪圭吉 「花束の虫」
...谷底まで真っ逆様だと胸の凍るような不安もあったが...
田中英光 「箱根の山」
...自分も真逆様(まつさかさま)にその暗い深い穴の中に落ちて行つたなら...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...悪くすると逆様(さかさま)に金権者流から高利を搾(しぼ)られるくらいが落ちで...
徳田秋声 「縮図」
...逆様に移し植えるのを以て法とする...
豊島与志雄 「蓮」
...真逆様にずんずん沈んでゆきます...
豊島与志雄 「魔法探し」
...牧は、斉彬が、真逆様に、闇黒の底に燃え上っている火焔の中へ落下して行く形を見、それを追うて、同じように、墜落して行く自分の姿をも見た...
直木三十五 「南国太平記」
...逆様に撫で上げました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二枚折屏風(びょうぶ)を逆様に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...逆様(さかさま)にブラ下ったりして見せた...
夢野久作 「猿小僧」
...真逆様に混沌たるしぶきの中へ沈んで行つてしまひました...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...ビレラフォンも真逆様になって...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...又もや湧き立つ大浪小浪の間に真逆様(まっさかさま)に落ち込んでしまいました...
夢野久作 「白髪小僧」
...伝六郎が在合(ありあ)う熱燗(あつかん)を丸三本分逆様(さかさま)にしたので...
夢野久作 「笑う唖女」
...反耶の頭は逆様(さかさま)に床を叩いて転落した...
横光利一 「日輪」
...真逆様(まっさかさま)に身を翻(ひるがえ)した半裸の女体の...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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