...乃(すなは)ち人をして才人巨源を何処(いづこ)かの逆旅(げきりよ)に刺殺せしめたりと言ふ...
芥川龍之介 「八宝飯」
...韜晦(とうかい)して終(つい)に天涯の一覊客として興津(おきつ)の逆旅(げきりょ)に易簀(えきさく)したが...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...此夕綴リテ二其言ヲ於逆旅ノ燈下ニ一以為序云天保十一年庚子潔月京山人百樹并書北越雪譜(ほくゑつせつふ)二編凡例(はんれい)此書(このしよ)全部(ぜんぶ)六巻...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...此夕綴リテ二其言ヲ於逆旅ノ燈下ニ一以為序云天保十一年庚子潔月京山人百樹并書...
京山人百樹 「北越雪譜」
...第八回 平民主義の運動 一(第二 社会自然の大勢より論ず)天地は万物の逆旅(げきりょ)にして光陰は百代の過客なり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...国を視ること逆旅(げきりょ)のごとく...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...己が家も逆旅(げきりょ)のごとく寂しく覚えぬ...
宮崎湖処子 「空屋」
...譬へば逆旅(げきりよ)の主人が過客中の貴人を数ふるが如くである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...小郡駅逆旅、池蓮盛開、花葉頗大、都下所未見、応主人需賦...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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