...すつかり逆上して...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...かえって逆上して何をしでかすか自分でも分らない...
高見順 「いやな感じ」
...「逆上してやがる...
太宰治 「火の鳥」
...ぼくは忽(たちま)ち逆上して...
田中英光 「オリンポスの果実」
...わたしはかあッと逆上してしもて...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...少し逆上しているようです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...妻が逆上して殺人を犯す場合もあり得ると思います...
林芙美子 「新生の門」
...まず山崎が逆上してしまった...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...れいの通り逆上して...
久生十蘭 「だいこん」
...わけもなく全身の血潮が頭に逆上して来て...
牧野信一 「女に臆病な男」
...てんでんにあんなに逆上して...
牧野信一 「まぼろし」
...すつかりタルノ街に逆上して...
牧野信一 「円卓子での話」
...をばさんは逆上して来て...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森林太郎訳 「祭日」
...あっ」逆上している一人が(脅かしだろうけれど)刀を振上げて向って来た...
山本周五郎 「雨あがる」
...「そのとき弥助は逆上していただで...
山本周五郎 「風流太平記」
...彼はもう逆上していて...
吉川英治 「三国志」
...ただ逆上してしまって...
吉川英治 「宮本武蔵」
...そこから逆上してギャーギャー叫びチョコチョコ走り回るペンギン達の大群を追い出した光景を想像できよう...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
便利!手書き漢字入力検索