...僕の見送りには立たなかった...
芥川龍之介 「湖南の扇」
...見送りに来た連中が...
芥川龍之介 「出帆」
...最近にその友人への絶交状を送りました...
芥川龍之介 「二つの手紙」
...今日は珍しく見送りの人影さえ跡を絶って...
芥川龍之介 「蜜柑」
...新鮮な空気を送り...
石川欣一 「山を思う」
...いと醜きに因りて本(もと)つ土(くに)に返し送りたまひき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...便所に立ったら郵便が来てて原稿が送り返されているんですな...
高見順 「如何なる星の下に」
...前年の建暦二年の九月にも筑後前司頼時さまに託して御消息ならびに和歌の御文書を将軍家に送りまゐらせ...
太宰治 「右大臣実朝」
...」素直らしく浅井を送り出してから...
徳田秋声 「爛」
...見送りの人に杯をあげて別れを告げ...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...お前たちを見送りに行った...
堀辰雄 「麦藁帽子」
...また山川の神をことごとく日本に送り倭賊を擒(とりこ)にすべしなど宣言したので...
南方熊楠 「十二支考」
...私のほかにこれを送り出してくれるものはいないんだから...
宮本百合子 「新しきシベリアを横切る」
...一応目をお通しになってと思ってきょう送りました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...『ダイヤモンド』すぐ送り出しましたから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...壁にはれるようにして送りました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...帝以下の運命をそれぞれな宿命の本土へいま送り返している...
吉川英治 「私本太平記」
...かりそめの忌(い)み事にも気をつかってその門出(かどで)を見送り...
吉川英治 「新書太閤記」
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