...「退軍する」とは、戦闘・作戦から軍隊を引き揚げること...
...「大陸軍が退軍した後、敵軍は容易に攻め込んできた...
...「退軍する」は軍事用語で、一般的な日常会話であまり使用されない...
...「退軍した直後、将軍は記者会見を行った...
...一雪崩(なだ)れになって三方共に退軍した...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...「このまま総退軍しては...
吉川英治 「三国志」
...緩歩退軍(かんぽたいぐん)の策です...
吉川英治 「三国志」
...孔明が突然退軍したのはいぶかしいことであるとしきりに申し触(ふ)らしています」「それは言語道断」と...
吉川英治 「三国志」
...退軍万全を要する...
吉川英治 「三国志」
...やがて一営一営静かに退軍の支度をしていた...
吉川英治 「三国志」
...後陣の姜維(きょうい)もはや退軍にかかっていると告げて来たので...
吉川英治 「三国志」
...逃げるに急であとの舟橋を断(き)り落して行く大事な退軍の常法すらも忘れている――」と...
吉川英治 「私本太平記」
...ために退軍の令もほとんど思うようにおこなわれなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...それは退軍の合図(あいず)であったと見えて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...どうじに三河勢(みかわぜい)も浜松より急命がくだって総退軍...
吉川英治 「神州天馬侠」
...元康は、譜代の古老や家の子郎党をひきいて、初めて敵地へ進撃したのであるが、敵の寺部の城下まで攻め入ると、(この度は、城下を焼き払って、ひとまず退軍し、また機(おり)をみて、軍(いくさ)をすすめるであろう)と、所々へ放火したのみで、にわかに三河へ退いてしまった...
吉川英治 「新書太閤記」
...さっと三河へ退(ひ)いて行った退軍の態度もよかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...退軍せいとの仰せに...
吉川英治 「新書太閤記」
...「おひき揚げだ」「退軍の貝が鳴っている」「さては...
吉川英治 「新書太閤記」
...消極的な退軍の怪我(けが)だったに過ぎない...
吉川英治 「新書太閤記」
...退軍には、城中から四散した中川の残兵たちが潜伏して万一の変あることも思い、途々の小口、楽田(がくでん)などの部落を焼き立て焼き立て駈け通った...
吉川英治 「新書太閤記」
...これ以上の死者を出すのは見ていられぬ」宋江は急に退軍の銅鑼(どら)をうたせた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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