...また夜も睡らずに歩いても追っつけなかった...
田中貢太郎 「長者」
...手間賃が安いので口に追っつけず...
徳田秋声 「縮図」
...なあに御隠居が追っつけめでたくなったあとじゃ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...甚兵衛は歩いてはとても追っつけませんので...
豊島与志雄 「天下一の馬」
...だが追っつけるだろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...とうてい追っつけそうもなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...半日で追っつけるかもしれぬし...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...ここで追っつけるんだ...
直木三十五 「南国太平記」
...「今渉(わた)るところだ」「川の中で追っつけよう」人々は...
直木三十五 「南国太平記」
...こう金が物をいうては、追っつけ、町人の世の中になろうも知れん」「そうなろうと、なるまいと、刀を棄てることは、至極よろしいと存じます...
直木三十五 「南国太平記」
...追っつけ参るであろう」と...
直木三十五 「南国太平記」
...追っつけ知れましょうが...
直木三十五 「南国太平記」
...行きづまりの方へ行ったから、追っつけ、戻って来る...
直木三十五 「南国太平記」
...追っつけあとから馳(は)せ参じさせていただくのでございますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...追っつけ旦那方が見えるだろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...追っつけ口書をとろうとしているというのに...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...追っつけ後から合爾合(カルカ)がまいりますと...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...追っつけて進(しん)じょう...
吉川英治 「新書太閤記」
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