例文・使い方一覧でみる「迸」の意味


スポンサーリンク

...も一度『貴方は!』しる樣に言つて...   も一度『貴方は!』迸しる樣に言つての読み方
石川啄木 「鳥影」

...おまへの爪の下(した)に(ほとばし)る血でもつて兄弟の契(ちぎり)を結ばせる藥が出來さうだ...   おまへの爪の下に迸る血でもつて兄弟の契を結ばせる藥が出來さうだの読み方
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」

...それは自(ひとりで)に妾の口を(ほとばし)り出でた言葉だったけれど...   それは自に妾の口を迸り出でた言葉だったけれどの読み方
海野十三 「三人の双生児」

...先ず一方へ閃光(せんこう)のようにり出る火焔も見え...   先ず一方へ閃光のように迸り出る火焔も見えの読み方
寺田寅彦 「雑記(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」

...思想からよりもむしろ肉体から(ほとばし)り出たものであって...   思想からよりもむしろ肉体から迸り出たものであっての読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...思いもつかない未知の力が自分のうちからり出るのを見て...   思いもつかない未知の力が自分のうちから迸り出るのを見ての読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...宇津木兄弟を同じ刃(やいば)に……」竜之助の蒼白い面に凄い微笑が(ほとばし)る...   宇津木兄弟を同じ刃に……」竜之助の蒼白い面に凄い微笑が迸るの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...彼らの見たる物象観が明瞭(めいりょう)に筆端に(ほとば)しっておらねば...   彼らの見たる物象観が明瞭に筆端に迸しっておらねばの読み方
夏目漱石 「草枕」

...その時私も兄さんの口を(ほとば)しる Einsamkeit, du meine Heimat Einsamkeit !(孤独なるものよ...   その時私も兄さんの口を迸しる Einsamkeit, du meine Heimat Einsamkeit !(孤独なるものよの読み方
夏目漱石 「行人」

...お秀の口から(ほと)ばしるように出た不審の一句...   お秀の口から迸ばしるように出た不審の一句の読み方
夏目漱石 「明暗」

...笹紅(さゝべに)を含んだ小染の唇から(ほとば)しりました...   笹紅を含んだ小染の唇から迸しりましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...もうお前もすぐキラキラしたるばかりのものに誘はれてゐた...   もうお前もすぐキラキラした迸るばかりのものに誘はれてゐたの読み方
原民喜 「鎮魂歌」

...……光ちゃん」と声は全身全霊を引裂くように(ほとばし)り...   ……光ちゃん」と声は全身全霊を引裂くように迸りの読み方
原民喜 「夏の花」

......   の読み方
槇村浩 「一九三二・二・二六」

...感情が堰かれてるといふやうな事もあまりなく...   感情が堰かれて迸るといふやうな事もあまりなくの読み方
水野仙子 「道」

...ひどく嗄(か)れた声が止めどもなく(ほとば)しり出た...   ひどく嗄れた声が止めどもなく迸しり出たの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...「……ワ……ワ……若林……」「馬鹿ッ……」という大喝が木魂(こだま)返しに正木博士の口から(ほとばし)り出た...   「……ワ……ワ……若林……」「馬鹿ッ……」という大喝が木魂返しに正木博士の口から迸り出たの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...沸沸(ふつふつ)と(ほとばし)る銀白(ぱく)の蒸気と...   沸沸と迸る銀白の蒸気との読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

「迸」の読みかた

「迸」の書き方・書き順

いろんなフォントで「迸」

「迸」の英語の意味


ランダム例文:
コロセウム   通電   炒麺  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
指定席   最悪期   停戦合意  

スポンサーリンク

トップへ戻る