...さらに大いに迷うようになります...
井上円了 「おばけの正体」
...孔子(こうし)も迷う...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...私の方はまだ夢うつつの境迷うてた時分...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...唯其方(そっち)の方に迷うていた...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...これを以て国民その道に迷う...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...迷うこともあるものか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私はもう男に迷うことは恐ろしいのだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...立ち迷うものである...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...銭を求むるの方向に迷うて理に反するときは...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...森蔭の径や川のほとりをさ迷うとして...
牧野信一 「痩身記」
...繰り反(かえ)しを彼らは迷う事なく選ぶ...
柳宗悦 「苗代川の黒物」
...只その声の為(す)る方に迷い迷うて...
夢野久作 「白髪小僧」
...みな迷うのももっともね...
横光利一 「旅愁」
...「よそうかしら」何かに迷う風でもあり...
吉川英治 「私本太平記」
...迷うばかりで荘(むら)の外へは抜け出られませんぞ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...皆……子ゆえに迷うたわしの過ちであった」「…………」じっと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...焦って道に迷うことがないように我々はそれなりに気を使っていた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...迷うということは生きる証拠です...
和辻哲郎 「すべての芽を培え」
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