...いまに一家が路頭に迷うようなことになる...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...ますます迷うようになります...
井上円了 「おばけの正体」
...かの家なく路頭に迷う老婦は我なり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...お骨には何の証拠もないし小田切さんの妹さんだって迷うわね」「管理人に突撥ねられたから云うわけじゃございませんが...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「情鬼」
...やったな! 血迷うな...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「深夜の客」
...一心に迷うて、あくまで小さい自我に固執するならば、現実の世界は、畢竟(ひっきょう)苦(く)の牢獄(ろうごく)です...
高神覚昇 「般若心経講義」
...丹波の亀山へさ迷うて行った一人であったが...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...狭霧(さぎり)の中に迷うように...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...小鳥の多い空想の庭の中を空を仰ぎながらさ迷う女である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そして多くの青年が迷う如く私もこの問題に迷うた...
西田幾多郎 「或教授の退職の辞」
...」「わたくしは迷うことの愉(たの)しさをおぼえています...
室生犀星 「花桐」
...川筋に離れては路に迷うが故に...
柳田国男 「峠に関する二、三の考察」
...「われ三十路半ばにして道に踏み迷う...
横光利一 「旅愁」
...身ひとつの去就に迷うなどとは...
吉川英治 「私本太平記」
...子ゆえに迷う夜の鶴という諺(ことわざ)どおり...
吉川英治 「平の将門」
...「迷うていような」ふと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...行き詰ったと迷う心の影だった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...皆……子ゆえに迷うたわしの過ちであった」「…………」じっと...
吉川英治 「宮本武蔵」
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