...迭(かたみ)に至るのも...
芥川龍之介 「酒虫」
...天子とかの更迭をいふのでせうが...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...国務大臣が協力一致してその重任を完うするようにとの御詔でございました」蓋し近来内閣の更迭が頻繁で身を挺んでて補弼の任に当ろうとする忠誠の至らざるを深く戒めたもうたのである...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...弁護官は更迭されなかったからである...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...主人は幾度交迭しても...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...王室は更迭すべきものであるという考が生ずる...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...せっかく続けている観測も上長官が交迭(こうてつ)して運悪く沿革も何も考えぬような後任者が来ると...
寺田寅彦 「新春偶語」
...調査局自身は内閣の更迭とは関係のない恒常機関であるから...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...更迭をなすがごとき...
蜷川新 「天皇」
...市指定の汲取人は既に何人か更迭(こうてつ)し...
火野葦平 「糞尿譚」
...もろもろの課長連が幾人となく更迭しても...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...総督さん! あなた方は三人も四人も更迭なさることでしょうがね...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...此更迭は何年であつたか記載を闕いでゐるが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...留守中に内閣の更迭でもあったら...
柳田国男 「故郷七十年」
...大更迭(だいこうてつ)が行われた...
吉川英治 「三国志」
...両統迭立こう書くと...
吉川英治 「私本太平記」
...これが“両統迭立(てつりつ)”の端緒(たんしょ)にもなったのだ...
吉川英治 「私本太平記」
...インド総督クーニャがキリスト教伝道に不熱心である故を以て更迭させ...
和辻哲郎 「鎖国」
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