例文・使い方一覧でみる「迦陵頻伽」の意味

...素手（そしゆ）弄糸（いとをろうし）朱唇（しゆしん）謡曲（きよくをうたふ）迦陵頻伽（かりやうびんが）の声（こゑ）... 素手弄糸朱唇謡曲迦陵頻伽の声の読み方
京山人百樹刪定「北越雪譜」

...迦陵頻伽（かりょうびんが）の妙（たえ）なる声をききつつ... 迦陵頻伽の妙なる声をききつつの読み方
高神覚昇「般若心経講義」

...天人と迦陵頻伽（かりょうびんが）... 天人と迦陵頻伽の読み方
高村光雲「幕末維新懐古談」

...其処には定めて迦陵頻伽（かりょうびんが）や孔雀や鸚鵡が囀って居るのであろう... 其処には定めて迦陵頻伽や孔雀や鸚鵡が囀って居るのであろうの読み方
谷崎潤一郎「二人の稚児」

...話す言葉でまさに迦陵頻伽（かりょうびんが）で... 話す言葉でまさに迦陵頻伽での読み方
野村胡堂「法悦クラブ」

...迦陵頻伽と響いたのかもわかりません... 迦陵頻伽と響いたのかもわかりませんの読み方
野村胡堂「法悦クラブ」

...その迦陵頻伽の声よりも尚（な）お... その迦陵頻伽の声よりも尚おの読み方
野村胡堂「法悦クラブ」

...迦陵頻伽（がりようびんが）の聲とは... 迦陵頻伽の聲とはの読み方
長谷川時雨「四人の兵隊」

...天竺雪山に棲む迦陵頻伽（かりょうびんが）もかくあろうかと思われる妙音で喨々と唄いつづけているのである... 天竺雪山に棲む迦陵頻伽もかくあろうかと思われる妙音で喨々と唄いつづけているのであるの読み方
久生十蘭「魔都」

...迦陵頻伽（かりょうびんが）かも知れない... 迦陵頻伽かも知れないの読み方
火野葦平「花と龍」

...迦陵頻伽（かりょうびんが）という鳥がとても綺麗な声で鳴くそうだが... 迦陵頻伽という鳥がとても綺麗な声で鳴くそうだがの読み方
三浦環「お蝶夫人」

...極楽の迦陵頻伽（かりょうびんが）の声と聞かれた... 極楽の迦陵頻伽の声と聞かれたの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...死の耳に長安の民が謡う平和の歓びわれを呼ぶ天上の迦陵頻伽（かりょうびんが）の声「あ……あっ... 死の耳に長安の民が謡う平和の歓びわれを呼ぶ天上の迦陵頻伽の声「あ……あっの読み方
吉川英治「三国志」

...迦陵頻伽（かりょうびんが）の刺繍（ぬい）の襖（ふすま）... 迦陵頻伽の刺繍の襖の読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...迦陵頻伽（かりょうびんが）の声ともきこえる山千禽（やまちどり）のチチとさえずる朝（あした）――根本中堂（こんぽんちゅうどう）のあたりから手をかざして... 迦陵頻伽の声ともきこえる山千禽のチチとさえずる朝――根本中堂のあたりから手をかざしての読み方
吉川英治「親鸞」

...迦陵頻伽（かりょうびんが）の声でも聞こう... 迦陵頻伽の声でも聞こうの読み方
吉川英治「親鸞」

...迦陵頻伽（かりょうびんが）の音（ね）にも似た中に心耳（しんじ）を澄まし... 迦陵頻伽の音にも似た中に心耳を澄ましの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...あらゆる雑鳥も一様に迦陵頻伽（かりょうびんが）のさえずりであった... あらゆる雑鳥も一様に迦陵頻伽のさえずりであったの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

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