...迦葉(かしょう)山にある龍華院彌勒寺(りゅうげいんみろくじ)の末寺で...
石川欣一 「山を思う」
...あれは迦葉山へ参るので...
石川欣一 「山を思う」
...それから脇士(わきし)の阿難迦葉(あなんかしよう)の八尺の立像をも彫(きざ)まれました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...迦葉仏(かしょうぶつ)ノ時ニ於(おい)テ...
田中英光 「野狐」
...迦葉(かしょう)・阿難(あなん)の二尊者(そんじゃ)を連れた釈迦牟尼如来(しゃかむににょらい)がそこを通りかかり...
中島敦 「悟浄歎異」
...大迦葉らの七賢聖僧...
三木清 「親鸞」
...仏いわく昔迦葉仏(かしょうぶつ)の時...
南方熊楠 「十二支考」
...昔迦葉仏(かしょうぶつ)入滅せるを諸人火葬し...
南方熊楠 「十二支考」
...人寿二万歳の時迦葉波仏...
南方熊楠 「十二支考」
...釈迦如来涅槃に臨んで大迦葉に付嘱した法衣を持って弥勒仏に授け奉る...
南方熊楠 「十二支考」
...法のために世に住する摩訶迦葉とはこの人これなりと呵(か)するので一同睾丸縮み上って恐れ入る...
南方熊楠 「十二支考」
...そこで大迦葉尊者前述烏※国(うせつこく)の出定(しゅつじょう)阿羅漢同様の芸当を演じ...
南方熊楠 「十二支考」
...『西域記』九には大迦葉が釈迦の法衣を守って入定し居る地を鶏足(けいそく)山とす...
南方熊楠 「十二支考」
...「迦葉尊者は鶏足に袈裟を守って閉じ籠る」という和讃(わさん)あれば...
南方熊楠 「十二支考」
...迦葉これに籠って仏衣を守り弥勒を俟つという(『大清一統志』三一九)...
南方熊楠 「十二支考」
...かく東洋では平等無差別の弥勒世界を心長く待つ迦葉と鶏足を縁厚しとし...
南方熊楠 「十二支考」
...迦葉佛弟子と爲て妙賢は無衣外道に歸し...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...迦葉の破顔微笑(はがんみしょう)が葛藤の相続である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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