例文・使い方一覧でみる「迚も」の意味


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...それを思うと迚も怖しくって今まで申上げられませんでしたが...   それを思うと迚も怖しくって今まで申上げられませんでしたがの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鷺娘」

...「危ないもんか、――迚(とて)も愉快なんだ」「そう? じゃお母様にも見せて頂戴」「皆がやるんだよ、お母様、鷹を放して雀や鳩を捕らせるの、迚も面白いんだ、まるで昔の武士(さむらい)になったような気持がするッて、武田君が云ってたよ」小夜子は達也に急(せ)き立てられて出かけた、なるほど空地の真中は一杯の人だかりだった...   「危ないもんか、――迚も愉快なんだ」「そう? じゃお母様にも見せて頂戴」「皆がやるんだよ、お母様、鷹を放して雀や鳩を捕らせるの、迚も面白いんだ、まるで昔の武士になったような気持がするッて、武田君が云ってたよ」小夜子は達也に急き立てられて出かけた、なるほど空地の真中は一杯の人だかりだったの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」

...それや迚も奇麗な男でしたわ...   それや迚も奇麗な男でしたわの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」

...近頃の景氣では迚も此商賣で食つて行くだけの事は難かしい...   近頃の景氣では迚も此商賣で食つて行くだけの事は難かしいの読み方
高濱虚子 「續俳諧師」

...此處の下宿料は四圓五十錢其上炭油茶等皆別に支拂はねばならぬとなると八圓では迚もやり切れさうに無い...   此處の下宿料は四圓五十錢其上炭油茶等皆別に支拂はねばならぬとなると八圓では迚もやり切れさうに無いの読み方
高濱虚子 「俳諧師」

...斯樣な譯でがすから人民は迚も其處に居られなくなつた...   斯樣な譯でがすから人民は迚も其處に居られなくなつたの読み方
田中正造 「土地兼併の罪惡」

...迚も工合好く行つてゐますわ...   迚も工合好く行つてゐますわの読み方
徳田秋聲 「草いきれ」

...迚も音楽の勉強どころではないだらうから...   迚も音楽の勉強どころではないだらうからの読み方
徳田秋聲 「彷徨へる」

...一人は迚も美貌なの...   一人は迚も美貌なのの読み方
徳田秋聲 「二つの失敗」

...其規模の大小迚も此延元の時に比すべくもない...   其規模の大小迚も此延元の時に比すべくもないの読み方
原勝郎 「日本史上の奧州」

...もう迚も風邪ででもなければ床につけず...   もう迚も風邪ででもなければ床につけずの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...私は自分が熊の仔にでもなったように工合わるくて迚ももちませんでしたろうから...   私は自分が熊の仔にでもなったように工合わるくて迚ももちませんでしたろうからの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...迚もむずかしいから...   迚もむずかしいからの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...迚もうちには買えないようなのばっかり七十何円...   迚もうちには買えないようなのばっかり七十何円の読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...迚も景観に目をとられるというだけの余裕はなくて...   迚も景観に目をとられるというだけの余裕はなくての読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...迚も身がもたないでしょうね...   迚も身がもたないでしょうねの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...そもそもその少女の美しい事といったら迚(とて)も迚も迚も迚もと二三十行書いて止めておいた方が早わかりする位だ...   そもそもその少女の美しい事といったら迚も迚も迚も迚もと二三十行書いて止めておいた方が早わかりする位だの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...――大衆文學の總てといふことは迚も云へないが...   ――大衆文學の總てといふことは迚も云へないがの読み方
吉川英治 「折々の記」

「迚も」の読みかた

「迚も」の書き方・書き順

いろんなフォントで「迚も」


ランダム例文:
座に坐る   ゼラニウム   召喚状を発する  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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