...近衛家は、平安時代から続く公家の家柄である...
...近衛家の子女である人々は、貴族文化に触れた育ちをしている...
...近衛家の当主には、天皇に仕えることが多い...
...近衛家には、歴代の公家たちが輩出されている...
...近衛家の由緒ある歴史を持つ...
...十九年の九戸乱にも兵を出し、文禄二年四月上洛して秀吉に謁し、又近衛家に謁え、牡丹花の徽章を用ふるを許さる...
太宰治 「津軽」
...近衛家などに求めてゐるが...
太宰治 「津軽」
...近衛家(このえけ)の養女として...
中里介山 「大菩薩峠」
...近衛家 二、八〇〇石 九条家 二、〇四三石二条家 一、七〇三石 一条家 二、〇四四石鷹司家 一、五〇〇石西園寺家 五九〇石 醍醐家 三〇〇石正親町三条家 二〇〇石 姉小路家 二〇〇石橋本家 二〇〇石 中山家 二〇〇石中御門家 三四一石 柳原家 二〇二石三室戸家 一三〇石 万里小路家 三九〇石四条家 一八〇石 六条家 二六五石岩倉家 一五〇石東久世家 蔵米大原家 蔵米 沢家 蔵米公卿は、すべてで百四十二戸であつて、高い位はあつても虚位であつた...
蜷川新 「天皇」
...近衛家(このえけ)からか出た大層お古い...
長谷川時雨 「江木欣々女史」
...近衛家(このえけ)に縁故のある津軽家は...
森鴎外 「渋江抽斎」
...即ち近衛家の十本移植といふ時から...
柳田國男 「信濃桜の話」
...傷(きず)は薩州邸(やしき)の口入(くちいれ)で近衛家の御殿医(ごてんゐ)が来て縫(ぬ)つた...
與謝野寛 「蓬生」
...その父たりし明石正風も、そうした縁故から、近衛家に出入りし、近衛家の父子に、歌道の相手をしていたが、世が騒がしくなってから、明石の海辺に一庵をむすび、別号を宗和(そうわ)、または隠月翁(いんげつおう)などと称して、漁師の子たちに、手習いを教え、自らは独り余生を名利(みょうり)の外に楽しんでいた...
吉川英治 「黒田如水」
...これは近衛家の人々からばかりでなく...
吉川英治 「黒田如水」
...近衛家の用務をおびて諸太夫の者が西下する旨なることを認(したた)めた公卿状を乞いうけて来たのだった...
吉川英治 「黒田如水」
...護符(ごふ)としていた近衛家の往来状(おうらいじょう)も...
吉川英治 「黒田如水」
...近衛家の諸大夫を勤めている...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...京大図書館で近衛家の文書史料を調べている井川定慶氏に宛てて...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...近衛家に長年勤めておりますが」「なんと仰っしゃる御人(ごじん)?」「松尾要人(かなめ)と申します」「ほう...
吉川英治 「宮本武蔵」
...毎度近衛家にあがるので...
吉川英治 「宮本武蔵」
...堂上の近衛家あたりとの関係をなんとはなくうっすら察することができた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「近衛家の用人を勤めていた松尾要人(かなめ)の家へゆくのか」「その松尾様が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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