例文・使い方一覧でみる「迄」の意味


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...今忘れて居た厳格の態度を...   今迄忘れて居た厳格の態度をの読み方
石川啄木 「雲は天才である」

...云ふもなくそれは結婚しやうとする男女両人の愛の如何に依つて定まるのである...   云ふ迄もなくそれは結婚しやうとする男女両人の愛の如何に依つて定まるのであるの読み方
伊藤野枝 「貞操に就いての雑感」

...荒尾譲介は言ふもなく...   荒尾譲介は言ふ迄もなくの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...斯う云ふ事では何時經つても支那人を理解し正しく彼等を評價することが出來ずして...   斯う云ふ事では何時迄經つても支那人を理解し正しく彼等を評價することが出來ずしての読み方
橘樸 「支那を識るの途」

...即ち要吉が郷里(きやうり)に帰つて東京に出て来るの間を取敢(とりあへ)ず第一巻として活版にする事に決心した...   即ち要吉が郷里に帰つて東京に出て来る迄の間を取敢ず第一巻として活版にする事に決心したの読み方
夏目漱石 「『煤煙』の序」

...何處(どこ)(まで)山氣(やまぎ)があるんだか分(わか)らないんで...   何處迄山氣があるんだか分らないんでの読み方
夏目漱石 「門」

...飽(あ)く珍味を風好(ふうこう)し...   飽く迄珍味を風好しの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...やがてお菊と祝言した事は言ふもありません...   やがてお菊と祝言した事は言ふ迄もありませんの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...奥利根に添ひどこも上つて行くと秋の日の暮れ易く道端に零れてゐた朴の葉の上にもう露が置いてゐた...   奥利根に添ひどこ迄も上つて行くと秋の日の暮れ易く道端に零れてゐた朴の葉の上にもう露が置いてゐたの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...而も「ガラマサ」を一景からおしまひ...   而も「ガラマサ」を一景からおしまひ迄の読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...そこへあひにく嘉納が来ちまったのでこれ怒り出し...   そこへあひにく嘉納が来ちまったのでこれ迄怒り出しの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...崇拝して居る間は誠に歌といふものは優美にて古今集は殊に其粋を抜きたる者とのみ存候ひしも三年の恋一朝にさめて見ればあんな意気地の無い女に今ばかされて居つた事かとくやしくも腹立たしく相成候...   崇拝して居る間は誠に歌といふものは優美にて古今集は殊に其粋を抜きたる者とのみ存候ひしも三年の恋一朝にさめて見ればあんな意気地の無い女に今迄ばかされて居つた事かとくやしくも腹立たしく相成候の読み方
正岡子規 「再び歌よみに与ふる書」

...おつぎは水際引つ張つて來た...   おつぎは水際迄引つ張つて來たの読み方
水上滝太郎 「大阪の宿」

...」と末は娘義太夫になるといふ大望をいだいて居る娘...   」と末は娘義太夫になるといふ大望をいだいて居る娘迄の読み方
水上滝太郎 「大阪の宿」

...千石船が徳川時代にグリーンランド漂流しつつ決して壊れてしまわなかったということを面白く思います...   千石船が徳川時代にグリーンランド迄漂流しつつ決して壊れてしまわなかったということを面白く思いますの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...今そんなあんただとは思つてゐなかつた...   今迄そんなあんただとは思つてゐなかつたの読み方
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」

...お父様とお母様と、いつも、一緒に暮していとうございます』『成らん』軽く、肩を押すと、吉千代はうしろへ転んだ...   お父様とお母様と、いつ迄も、一緒に暮していとうございます』『成らん』軽く、肩を押すと、吉千代はうしろへ転んだの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...『…………』黙然と主税が答えずにいると、それ、網代笠を被っていた誰ともわからぬ雲水が、横から挨拶した...   『…………』黙然と主税が答えずにいると、それ迄、網代笠を被っていた誰ともわからぬ雲水が、横から挨拶したの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

「迄」の読みかた

「迄」の書き方・書き順

いろんなフォントで「迄」


ランダム例文:
遊行寺   リット   ショット  

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