...彼は迂拙な動きでボールを捕った...
...迂拙な演技に誰も拍手しなかった...
...彼女は迂拙に歌詞を書いた...
...迂拙なタッチペンを使っているので、字が汚くなる...
...迂拙な英語で話すことが恥ずかしい...
...われは唯わが性(さが)の迂拙(うせつ)なるを歎(たん)ずるのみ...
芥川龍之介 「わが家の古玩」
...今や迂拙(うせつ)の文を録し...
田口卯吉 「将来の日本」
...土佐派は智巧なる如くにして反つて迂拙自由黨は依然として星氏の手中に在り...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...土佐派は智巧なる如くにして反つて迂拙自由党は依然として星氏の手中に在り...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...自分のような生来の迂拙(うせつ)な書痴にもこの事実が適用されることに)三造は今更のように驚かされるのである...
中島敦 「狼疾記」
...就中、貴族の一部に至つては、霄壌(しょうじょう)の差あり、既に一原素の異るを以てするも、英国政体に比して論ずれば、三方鼎立の一を欠く、三足を以て立つ鼎にして一足を欠き、二足にして確立するを得ると云はば、三尺の童子と雖も、迂拙を笑ふべし...
蜷川新 「天皇」
...挙止迂拙(うせつ)であったので...
森鴎外 「渋江抽斎」
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