...「辻堂」という駅に行く途中です...
...この地域で最も有名なハイキングスポットは辻堂山です...
...辻堂は、江戸時代には製塩業が盛んでした...
...辻堂には、素晴らしい海水浴場があります...
...私は辻堂の寿司屋で美味しいお寿司を食べました...
...辻堂(つじどう)の椽側(えんがわ)に腰を掛(かけ)て休息していると...
関根黙庵 「枯尾花」
...今日辻堂カラ陸(くが)子ガ子供達ヲ連レテ来ルノデ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...「なるほど」と、三五郎は、障子の方へ笠をやって、じっと眺めながら「血で御座ろうな」「左様、無残(むざん)にも、頭から、ばっさり浴びせかけたと見えまする」「御下役を一人、その辻堂まで、拝借を御願い致したい」「かしこまりまして御座る...
直木三十五 「大岡越前の独立」
...狂言作者古河黙阿弥(ふるかわもくあみ)のかつてその戯曲『鵜飼の篝火(かがりび)』をつくるや狼の羣(むれ)をして山中の辻堂に潜(ひそ)める淫婦の肉を喰つて死に致さしむ...
永井荷風 「桑中喜語」
...其所の辻堂(つじどう)で夜明(よあかし)をして...
夏目漱石 「それから」
...「辻堂のとこで手毬をついてゐられたで...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...さつきの辻堂の傍を通りかかつたとき...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...箱根間道太閤道の辻堂にて...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...ささやかな辻堂が...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...籔陰(やぶかげ)の辻堂を捜し当てた...
森鴎外 「大塩平八郎」
...真黒な辻堂の中に天狗の顔が物凄く光って居る...
山中貞雄 「武蔵旅日記」
...邪魔になるから、さッさと通るなら通ってくれ」「ふふん……」と伝吉は冷笑して、ジロリと鋭い眼をあたりに配ると、辻堂の縁に、酷(むご)い姿にされた猿ぐつわの女が身をもがいている...
吉川英治 「剣難女難」
...「さッ、来い」返り血に染まった伝吉は、いよいよ鋭気を増して、辻堂を後ろに、五人の穂芒(ほすすき)を前に受けた――と、密かに、辻堂の縁を廻ってきた舞鶴の新造は、一段高い足場から、卑怯な欺斬(だましぎ)り――前の敵に気を奪われている伝吉の脳天を狙って、音もさせずに大脇差をふりかぶった...
吉川英治 「剣難女難」
...――そこの辻堂の縁には新造身内のために...
吉川英治 「剣難女難」
...とある辻堂に人々をやすめさせ...
吉川英治 「親鸞」
...ちょっと、辻堂を拝借する...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...お米は辻堂に腰かけたまま...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...しかしふと、辻堂の縁に、腰かけている人影に気づくと、彼は又八から仔細を聞いている遑(いとま)もなく身を進めて、「禅師(ぜんじ)ではございませぬか」と、その脚下に額(ぬか)ずいた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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