...巻葉より浮葉にこぼせ蓮の雨 杉月辻君に衣(きぬ)借られな鉢叩 旧国夙く起よ花の君子を訪ふ日なら 召波うき我に砧(きぬた)うて今は又止みね蕪村のごとく命令体のもあります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...辻君姿の女は其の顔に眼をつけた...
田中貢太郎 「南北の東海道四谷怪談」
...「あなたは姉(あね)さん」辻君姿の女はお岩で...
田中貢太郎 「南北の東海道四谷怪談」
...辻君などに」お岩はお袖の顔をきっと見た...
田中貢太郎 「南北の東海道四谷怪談」
...わたしも辻君になってはおるものの...
田中貢太郎 「南北の東海道四谷怪談」
...三時近くなって、約の如く、大勢来庵、澄君、井君、高君、藤君、そして辻君...
種田山頭火 「松山日記」
...和辻君などは、もう少し謙譲の徳を養ふ方が好いだらうと思ふ...
田山録弥 「孤独と法身」
...碇山将曹(いかりやましょうそう)が「何んと――京で辻君...
直木三十五 「南国太平記」
...冬の闇夜(やみよ)に悪病を負う辻君(つじぎみ)が人を呼ぶ声の傷(いたま)しさは...
永井荷風 「妾宅」
...石置場のかげから這出(はいだ)す辻君にも等しい彼(か)の水転(みずてん)の身の浅間(あさま)しさを愛するのである...
永井荷風 「妾宅」
...わが琴きくは辻君の過行く人を待つ間(ま)なるべし...
永井壮吉 「偏奇館吟草」
...辻君(つじぎみ)が遊泳した...
野村胡堂 「江戸の昔を偲ぶ」
...彼女はイースト・エンドを縄張りにする辻君(つじぎみ)の一人だった...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...そのうちのひと晩だけ大辻君が前から受け合っていた警視庁の余興に帰らなければならなかった...
正岡容 「わが寄席青春録」
...弟は二年下で和辻君の友達だったらしい...
柳田国男 「故郷七十年」
...辻君(つじぎみ)・立君(たちぎみ)のキミも同じである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...いまなお“橋女(はしひめ)”と称する辻君から町遊女の群れは...
吉川英治 「私本太平記」
...夕顔みたいな辻君の顔が...
吉川英治 「私本太平記」
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