...大金持になれば御世辞を言ひ...
芥川龍之介 「杜子春」
...Yさんが御自身で云つてらしたモウパサンの短篇集とゴルキイのカムレエドと辞書を入れました...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...せい一杯にお世辞笑いをして「天子様がお匿(かく)れになったら...
魯迅 井上紅梅訳 「風波」
...当局者と意見が合わず辞職した...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...人が、僕にかたちばかりのお辞儀をしても、僕は、そのお辞儀を、まごころからのものだと思い込んで、たちまち有頂天、発狂気味にさえなって、その人の御期待にお報いせずんばあるべからずと、心にも無い英雄の身振りを示し、取りかえしのつかぬ事になったりして、みんなに嘲笑(ちょうしょう)せられるくらいが落ちさ...
太宰治 「新ハムレット」
...主人はそれから胡の住居を訊いて結納をおくろうとしたが胡が辞退した...
田中貢太郎 「胡氏」
...」返辞のしようもないので...
徳田秋声 「縮図」
...「自己以外のものと争ふことは修辞を作り...
中原中也 「詩と現代」
...ナールほど」我輩は感嘆の辞を発した...
夏目漱石 「倫敦消息」
...中には手紙で祝辞を述べて来るものもあるという次第だから...
久生十蘭 「湖畔」
...此処らでお辞儀をするのだろうと思って...
二葉亭四迷 「平凡」
...ちよつと面喰つた程お世辞の好い店だつた...
牧野信一 「足袋のこと」
...几帳の外の源氏のほうをのぞくようにして返辞を言っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...馬鹿にしたような生返辞ばかりしかせず...
山本周五郎 「柳橋物語」
...時子は手先をすこし震わしながら札の束を勘定し終って叮嚀にお辞儀をした...
夢野久作 「黒白ストーリー」
...』兄が此様(このやう)に念(ねん)を押(お)し辞(ことば)を鄭寧にして物(もの)を頼んだ事は無いので...
與謝野寛 「蓬生」
...しばらくすると、一人の武士と二人の法師が、禅房を辞去して、門の外へ出てきた...
吉川英治 「親鸞」
...翌日饗応に呼ばれることになって辞去したが...
和辻哲郎 「鎖国」
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