...小型玉葱の皮をむいて、輪切りにして炒めると煮物に合う...
...頭芋を輪切りにして揚げたものは、サクサクしていて美味しいです...
...それを輪切りに赤いところを見せている店...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...厚さが十糎(センチ)ぐらいの輪切(わぎり)になって居りますので...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...敵の真胴を輪切るのであった...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...世界を輪切りに立て切った...
夏目漱石 「虞美人草」
...筍(たけのこ)を輪切りにすると...
夏目漱石 「虞美人草」
...朝々レモンを輪切りにして水に浮かして飲んでいるけれど運動不足の躯には大変いいように思う...
林芙美子 「朝御飯」
...レモンを輪切りにしたような電気ストーヴが赤く愉しく燃えていて...
林芙美子 「新版 放浪記」
...これも太く輪切りにした沢庵の片が五つ...
火野葦平 「花と龍」
...大きい巾着茄子(きんちゃくなす)の皮を剥(む)いて輪切にしアク出しをして油でよくいためておきます...
村井弦斎 「食道楽」
...今のように輪切にした茄子を生のまま酢と醤油と少しの芥子を交ぜたものの中へ一晩漬けておくと翌日は結構戴けます...
村井弦斎 「食道楽」
...第八 薩摩芋の粥これも前のに似ていますがただの白粥の少し煮えた処(ところ)へ薄く輪切にした薩摩芋を入れるのです...
村井弦斎 「食道楽」
...お芋は上等の品を撰んで輪切にしたら直(す)ぐ水へ漬けてアクを出さないとお粥の色が悪くなって渋味が出ます...
村井弦斎 「食道楽」
...それを鰹節(かつぶし)の煎汁(だし)とお酒と醤油とで二時間ほど気長に弱火(とろび)で煮て三分位の輪切りにし出します...
村井弦斎 「食道楽」
...別に玉子を湯煮て輪切りにしてその中へ混ぜて塩胡椒で味を付けます...
村井弦斎 「食道楽」
...ナニ蜜柑の皮を剥(む)いて厚い輪切にして米利堅粉(めりけんこ)と塩とお砂糖を玉子ばかりで濃く溶いた衣へつけて揚げるのですか...
村井弦斎 「食道楽」
...その前には例の輪切(わぎり)にした薩摩(さつまいも)芋が置いてある...
森鴎外 「牛鍋」
...心を除(の)けて輪切にしてゐる...
カミイユ・ルモンニエエ Camille Lemonnier 森林太郎訳 「聖ニコラウスの夜」
...飛魚は、輪切りにして、塩煮にするとうまい...
山之口貘 「チャンプルー」
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