...どこか片輪な所があると見えて...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...彼は娘の指を断って指輪を盗み...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「妖影」
...大体(だい/\)の位置より考(かんが)ふれば耳輪(みみわ)を埀るる孔を示したるかとも思(おも)はる...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...七輪のなかへするんです...
徳田秋声 「チビの魂」
...月のうち三度は三輪の神杉(かみすぎ)を拝みに行く...
中里介山 「大菩薩峠」
...輪が回る度に鋼鉄(はがね)の如く光った...
夏目漱石 「それから」
...三輪(みのわ)の万七親分に縛られそうなんです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...パチンコも競輪も寶籤(たからくじ)もなかつた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...俗に言う子供の馬鹿ほど可愛く片輪ほど憐れなりとは...
福沢諭吉 「新女大学」
...私は猫の首に輪索(わなわ)をはめて...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黒猫」
...彼の女の左腕には三つ以上も象牙の腕輪がはまり...
松永延造 「アリア人の孤独」
...彼が完成しようと企てた遥かにもっと大きな著作の輪郭に過ぎない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...犬に口輪(くちわ)がはめてないのだから...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...白い烟の輪を闇の中に吹いた...
マクシム・ゴルキイ Maksim Gorkii 森林太郎訳 「センツアマニ」
...勘左衛門の三人が三鉄輪(みつがなわ)に座を構えて...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
...無常とは梵語で輪廻の意味だと云ふことも知り始めた...
横光利一 「無常の風」
...紋まで片輪になりおった……)くずし紋は芸人のよくすること...
吉川英治 「江戸三国志」
...そちにくれる」輪交(わちが)いの家紋をも秀吉からもらったのである...
吉川英治 「新書太閤記」
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