...その穏かな川を渉る人々の中を、五台の輦台が、声をかけつつ、川水を乱し立てて、突進した...
直木三十五 「南国太平記」
...池上と兵頭とは、後向きになって、輦台の上で、居合腰であった...
直木三十五 「南国太平記」
...輦台の手すりにつかまったり...
直木三十五 「南国太平記」
...「無、無理だよ、旦那」一人が、振向いて「今日は、帯上だから、そう早く、歩けるもんじゃあねえでがすよ」池上と、兵頭との輦台が、急に深処(ふかみ)へ入ったらしく、人足達は乳の下まで水に浸して、速度がぐっと落ちた...
直木三十五 「南国太平記」
...肩から輦台を外した...
直木三十五 「南国太平記」
...彼も輦(くるま)にかくれた...
吉川英治 「三国志」
...御輦(みくるま)を渭水へすすめ...
吉川英治 「三国志」
...輦輿を渡さじとする幕府方の兵に呼応して...
吉川英治 「私本太平記」
...風(ふう)をのぞんで輦下(れんか)へ馳(は)せさんじるに相違ない」などと理窟をこね...
吉川英治 「私本太平記」
...輦輿の先を打たせて来たが...
吉川英治 「私本太平記」
...そして鳳輦(ほうれん)(みくるま)のすぐあとにつづく近衛(このえ)の儀仗(ぎじょう)には...
吉川英治 「私本太平記」
...鳳輦(みこし)へと...
吉川英治 「私本太平記」
...――七郎よっ」輦(くるま)の中で...
吉川英治 「親鸞」
...絢爛をきわめた新調の糸毛輦(いとげのくるま)である...
吉川英治 「親鸞」
...一(ひと)つ輦(くるま)に乗り...
吉川英治 「親鸞」
...そこの輦小舎(くるまごや)のうちでスヤスヤ眠ったらしいが...
吉川英治 「親鸞」
...都の人々から嫉妬(しっと)の石を雨のようにぶつけられたその輦でもあった...
吉川英治 「親鸞」
...軍馬の間を彼方此方(あちこち)と御輦(みくるま)の漂泊(さすらい)を経られて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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