...差し支えなき糧食輜重(しちょう)をば平生に調達しおかざるべからずとなすがゆえに...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...輜重兵輜重輸卒(ゆそつ)...
徳永直 「戦争雑記」
...私の父の輜重輸卒は...
徳永直 「戦争雑記」
...ある所では輜重車(しちょうしゃ)は車軸まで泥水につかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...輜重(しちょう)の役などに当てられるよりは...
中島敦 「李陵」
...幸ひ檢査も濟んでお前も輜重輸卒と極つたのだからもう先が見えてるんだ...
長塚節 「芋掘り」
...そのとりどりの嘘でない可笑しさ!「輜重輸卒(しじゅうりんそつ)」で...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...「陸軍輜重輸卒(しちようゆそつ)...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...聞いてゐる輜重輸卒も耳の根つこまで赤くなるほどたまらなかつた...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...拾ひ屋の中には元輜重兵(しちようへい)中佐や老朽官吏のくづれもゐた...
宮地嘉六 「老残」
...輜重の宰領をしたときには...
山本周五郎 「城を守る者」
...ために、諸所の河川は氾濫(はんらん)し、崖はくずれ、野には無数の大小の湖ができてしまい、馬も人も、輜重の車も、泥濘に行きなやむこと一通りでなかった...
吉川英治 「三国志」
...まっさきに潰滅した曹操の輜重隊が...
吉川英治 「三国志」
...敵の輜重(しちょう)を襲い...
吉川英治 「三国志」
...輜重(しちょう)を備えろ」にわかの軍令に...
吉川英治 「三国志」
...輜重(しちょう)兵糧の車馬はなお遅れて遠く後陣にあろう...
吉川英治 「三国志」
...輜重(しちょう)の荷駄隊がおもである...
吉川英治 「私本太平記」
...輜重(しちょう)馬車...
吉川英治 「新・水滸伝」
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