...差し支えなき糧食輜重(しちょう)をば平生に調達しおかざるべからずとなすがゆえに...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...ある所では輜重車(しちょうしゃ)は車軸まで泥水につかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...李陵はたまたまある輜重車(しちょうしゃ)中に男の服を纏(まと)うた女を発見した...
中島敦 「李陵」
...そのとりどりの嘘でない可笑しさ!「輜重輸卒(しじゅうりんそつ)」で...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...近世大いに輜重(しちょう)の方に使わる...
南方熊楠 「十二支考」
...一小隊ほどの輜重兵(しちょうへい)が駆けつけて来た...
宮島資夫 「四谷、赤坂」
...輜重(しちょう)の車馬が踏みあらした轍(わだち)が深く刻まれている...
吉川英治 「黒田如水」
...千余車の輜重(しちょう)とで編制されていた...
吉川英治 「三国志」
...李典などの諸将は輜重の車まで焼かれたのをながめて...
吉川英治 「三国志」
...輜重部隊の影を見た頃...
吉川英治 「三国志」
...蜀の輜重隊(しちょうたい)に守られて城外の北道を通ってゆく...
吉川英治 「三国志」
...輜重(しちょう)には...
吉川英治 「三国志」
...それを糧運専用の輜重車(しちょうしゃ)に改造されたものといえる...
吉川英治 「三国志」
...戦闘力に弱点のある輜重隊なので...
吉川英治 「三国志」
...輜重(しちょう)の荷駄隊がおもである...
吉川英治 「私本太平記」
...千駄の輜重馬は勇みに勇んで大高城へと通った...
吉川英治 「新書太閤記」
...辻々には輜重(しちょう)の車馬が輻輳(ふくそう)して道も通れぬほどである...
吉川英治 「新書太閤記」
...数百車(しゃ)の輜重(しちょう)...
吉川英治 「新・水滸伝」
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