...………五 本本に対する信輔の情熱は小学時代から始まつてゐた...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...むかし鶴見祐輔氏が明政會で僅か一票で威力を示したことがあるように...
鮎川義介 「革命を待つ心」
...田中兵部大輔であると云う...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...水口の城で自害をした長束大蔵大輔の首と一緒に...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...其の任免の大権に属するを以て輔弼の責を忽にせず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...大急ぎで」良輔が...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...十六相馬大作は、いつもの通り、人を睨みつけるような、関良輔の眼を、じっと見つめながら「津軽は、老中共に、袖の下をつかましているな」「としか考えられませぬ...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...夕刻上山雅輔来り...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...国家の柱石になって帝王の輔佐をする人として見てもまた違うようです」と言った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...渡辺修次郎さんの阿部正弘事蹟には、「正精(まさきよ)の時、村上清次郎、菅太仲、鈴木圭輔、北条譲四郎(中略)皆藩の儒員たり」と記してある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...抽斎の高祖父輔之は男子がなくて歿したので...
森鴎外 「渋江抽斎」
...当主を輔佐して臨機の処置に出(い)でしむるを有利とするからである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...兵部少輔宗勝ですよ」「さて...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...千代造の輔導の大役を引受けてくれぬか」という懇(ねんごろ)な御言葉であった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...北原大輔氏が山屋に見えた折...
吉川英治 「折々の記」
...その静かな眸をもって輔佐の人々へ...
吉川英治 「三国志」
...勝家の北陸探題(たんだい)を輔佐(ほさ)して...
吉川英治 「新書太閤記」
...冷たい若人その夕べ、師輔に会い、書の手本を、渡した...
吉川英治 「平の将門」
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