...この歌、琴歌譜に載せ、垂仁天皇がお妃と共に三輪山にお登りになつた時の歌とする別傳を載せている...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...○※(そり)※(そり)(字彙)禹王(うわう)水を治(をさめ)し時載(のり)たる物四ツあり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...いつも女房(かない)が坐りつけの食堂の椅子の上に載せておいた...
薄田泣菫 「茶話」
...残飯の上に出し雑魚(じゃこ)を載せてやると...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...(一)宅の近所のA家は新聞所載のA家と同一か...
寺田寅彦 「ある探偵事件」
...雑誌『科学主義工業』一九三七年九月号所載の三枝博音氏の「技術学のグレンツ・ゲビイト」は...
戸坂潤 「技術的精神とは何か」
...」「あなたがわたしの胸に手を載せて下すつた夢なの...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...錫の鉢と幾つかの杯を載せた卓を前に控えて...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...しかしその記載は部分的であって...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...金箔を置いて一度は祭壇に載せた処女(おとめ)の身体は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...昔は武鑑の隅つこにも載つた家柄ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...このマアガレット・ロフティの変死事件が新聞に載(の)ると...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...わずかにその詩が載(の)っているにすぎないものである...
牧野富太郎 「植物知識」
...外国の学者の記載と比較して見ると...
武者金吉 「地震なまず」
...しかし其受業の師は前に載せたから今省く...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...チュウドンブリという昔話を一つ載せて置いたが...
柳田国男 「海上の道」
...千載の好機と待ちかまえ...
吉川英治 「三国志」
...掲載前に朝日からタイトルで問題が出ました...
吉川英治 「小説のタネ」
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