...彼は軽薄才子として有名だ...
...軽薄才子のように見えるが、中身はしっかりしている...
...あの人は軽薄才子とは違い、真面目に学問に取り組んでいる...
...軽薄才子に惹かれてしまった私が情けない...
...軽薄才子ではなく、誠実で温かみのある人を選ぶべきだ...
...軽薄才子のよろしき哉(かな)...
太宰治 「碧眼托鉢」
...しかし繊細な貧血的な身体をし宝石を飾りたててるこのビザンチンの皇后は、軽薄才子、美学者、批評家、などという多くの宦官(かんがん)にとり巻かれていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...俳優や軽薄才子や遊蕩(ゆうとう)者や...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...政治家や軽薄才子らの集まりにはいるや否や...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...執政内閣時代の軽薄才子(アンクロアイヤブル)のような服装だった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いつものとおりアンクロアイヤブル(執政内閣時代の軽薄才子)式の服装をして...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...どうかして翩々(へんぺん)たる軽薄才子になりたいと心(しん)から神に念じているのである...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...美妙が軽薄才子のように罵(ののし)られる種(たね)なのではないかと案じた...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...しかるにこの少年の一団を見渡すにいづれも皆才余りありて識足らずといふ欠点があつて如何にも軽薄才子の態度を現はして居る...
正岡子規 「病牀六尺」
...生やさしい軽薄才子のよくなしうる業ではない...
吉川英治 「平の将門」
...長崎仕込みの軽薄才子――もし生きて添っても...
吉川英治 「夏虫行燈」
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