...軽忽なミスをしてしまった...
...彼は軽忽な言動が多く、周りから注意されている...
...その事故は彼女の軽忽な運転が原因だった...
...仕事中に軽忽な態度は好ましくない...
...気をつけないと、軽忽な行動で大事故が起こるかもしれない...
...姉(あね)をとらまへ軽忽(きやうこつ)な...
芥川龍之介 「案頭の書」
...ヨブが「軽忽(きやうこつ)なる者は...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...あながち軽忽(けいこつ)の罪に当る事がないようにも思われる...
太宰治 「花吹雪」
...而も軽忽に之を論断し苟且(こうしよ)に之を言説して顧みず揚々として得色あるが如きものあるはそもそも何の心ぞ...
津田左右吉 「史論の流行」
...杉蔵なども吾(われ)を学んで軽忽(けいこつ)を遣(や)るな...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...そこで軽忽な人を瞞化しているにすぎない...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...彼の軽忽(けいこつ)をたしなめ...
吉川英治 「三国志」
...「それがしの武勇では、危ないと仰せられるのでござるか」張飛が不平を洩らすと、「いや、汝の性質は、至って軽忽で、さわがしいばかりであって、そのため事を仕損じ易いから、わしはその点を危惧(きぐ)しているのだ」と、玄徳は飾らずいった...
吉川英治 「三国志」
...なぜ軽忽(けいこつ)な動きをして...
吉川英治 「三国志」
...軽忽(けいこつ)を戒め合って...
吉川英治 「三国志」
...いやしくも軽忽(けいこつ)の士でないことを自分も知っておる...
吉川英治 「三国志」
...軽忽(けいこつ)と評するものもあるけれど...
吉川英治 「新書太閤記」
...ただ信雄が余りにも軽忽(けいこつ)に安うけあいして来たことが...
吉川英治 「新書太閤記」
...軽忽(けいこつ)なく...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...軽忽(けいこつ)な実行家も嗤われて仕方がない...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...どうしてそう軽忽(けいこつ)でいらっしゃるか)と...
吉川英治 「源頼朝」
...軽忽(けいこつ)なお旅は...
吉川英治 「源頼朝」
...彼の主体と味方の主体とが初めて相まみえる大事な合戦と思われたので――頼朝も軽忽にはうごき出さない肚らしく見えた...
吉川英治 「源頼朝」
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