例文・使い方一覧でみる「軽いもの」の意味

...極く軽いもので吾々は見る事も出来やしない... 極く軽いもので吾々は見る事も出来やしないの読み方
アンリイ・ファブル　Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳「科学の不思議」

...そしてどんなに軽いものであるかと云うことも... そしてどんなに軽いものであるかと云うこともの読み方
上田広「指導物語」

...一週間も治療したらなおるくらいの軽いものだと聞かされて... 一週間も治療したらなおるくらいの軽いものだと聞かされての読み方
太宰治「正義と微笑」

...最も統制の厳重なものから比較的軽いものへの順序に並べて見ると...
戸坂潤「世界の一環としての日本」

...ああいった軽いものの方がいいわね... ああいった軽いものの方がいいわねの読み方
豊島与志雄「操守」

...手足や言葉が自由にならない程度の軽いもので... 手足や言葉が自由にならない程度の軽いものでの読み方
豊島与志雄「小さき花にも」

...塵より軽いものは風である... 塵より軽いものは風であるの読み方
夏目漱石「吾輩は猫である」

...ああ云う事をする者を漢土（かんど）では玉人（きゅうじん）と称したもので至って身分の軽いものだ」と云いながら主人の方を向いて暗に賛成を求める... ああ云う事をする者を漢土では玉人と称したもので至って身分の軽いものだ」と云いながら主人の方を向いて暗に賛成を求めるの読み方
夏目漱石「吾輩は猫である」

...人間の悪のうちの最も軽いものなり... 人間の悪のうちの最も軽いものなりの読み方
林芙美子「浮雲」

...軽いもので身にならぬが... 軽いもので身にならぬがの読み方
古川緑波「古川ロッパ昭和日記」

...木の根や草株の取りのけなど比較的軽いものは天秤（てんびん）に... 木の根や草株の取りのけなど比較的軽いものは天秤にの読み方
本庄陸男「石狩川」

...照らそうとするもの軽いもの騰ろうとするものそれを焔と呼（よ）ぶのだから仕方ない... 照らそうとするもの軽いもの騰ろうとするものそれを焔と呼ぶのだから仕方ないの読み方
宮沢賢治「学者アラムハラドの見た着物」

...それはごく軽いものか... それはごく軽いものかの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...もともと侍の身命は軽いものだ」「おかしなことを云うぞ」「なにがおかしい...
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...荷物（パツケ）は量（かさ）の割に軽いものである... 荷物は量の割に軽いものであるの読み方
與謝野寛「素描」

...輿は木と藁（わら）と竹でつくられた軽いものである... 輿は木と藁と竹でつくられた軽いものであるの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...軽いものだった... 軽いものだったの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...いかにも軽いもののように... いかにも軽いもののようにの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

「軽いもの」の書き方・書き順

いろんなフォントで「軽いもの」