「軽」の意味
重さが少ない
小説での「軽」の使い方
...軽い粉はこれに巻き込まれるためだということを明かにした...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...福田浅次郎さんのお宅の由良之助お軽...
上村松園 「座右第一品」
...それに就いておゆるしを得たく参上いたしましたと気軽に将軍家へ申し上げたところが...
太宰治 「右大臣実朝」
...今日は逢へる――このよろこびが私の身心を軽くする...
種田山頭火 「行乞記」
...むしろこっちからも相手になってからかってやろうかと思うくらいに心の調子が軽かった...
田山花袋 「田舎教師」
...第一にロンドン条約は製艦費の節約によって国民の負担を六年間に亘って軽減し...
戸坂潤 「社会時評」
...あたかも彼らはその敬虔な労苦によって、オーベル輩、アダム輩、および、かの偉大な罪人であり悪魔的な驢馬(ろば)であり、悪魔の権化(ごんげ)にして音楽上の悪魔なるベルリオーズ、そういう父祖の、軽薄さの罪を、償おうとでも思ってるかのようだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その痩(や)せた指先が掌(たなごころ)で軽く震えて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...足だけが軽く、上体がいやに重く、前後左右いずれへか引っくり返って気絶をするか、或は急速に真鍮の手摺りまで持ってゆかれて大怪我をするか、とにかく無事にはすみそうにありませんでした...
豊島与志雄 「高尾ざんげ」
...己は別に人間生来の本能を軽蔑しようというんじゃない...
中島敦 「狼疾記」
...軽く声を掛けると...
西尾正 「陳情書」
...草花を植える趣味をひどく軽蔑して...
林芙美子 「落合町山川記」
...(自分へ)これ、外道、口が軽いぞ...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...「軽躁」の奥には新しく生々したもの...
水野葉舟 「言文一致」
...軽率に出して使いはすまいが...
三好十郎 「アメリカ人に問う」
...軽々した学生帽でうれしそうに登校する...
村山俊太郎 「子どもの世界」
...ただ軽るがるとした気持ちだった...
横光利一 「旅愁」
...軽く腰をかがめるのである...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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