...「軸物」を移動するには、トラックやフォークリフトが必要です...
...この製品は、回転する「軸物」が内蔵されています...
...縄文時代には、石器を削るために「軸物」が使われていました...
...サッカーのキック力を向上させるトレーニングとして、「軸物」を転がす練習があります...
...精度の高いメカニズムが求められる産業分野では、「軸物」の製造技術が重要です...
...景山女史が大切に持つてゐた軸物がありました...
石川三四郎 「浪」
...二枚重なつて掛かつてゐる軸物の上の一つ――支那人の書いた杜甫の句であつた――を上げて見た...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...もうずっと年配のいった一女性が雪中の絵の軸物を見ているところを描いたものであった...
上村松園 「最初の出品画」
...津田は目ざとく馬車の中の軸物などに目をつけ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...さてその書斎の出来栄に調和するだけの額や軸物の持合せが少しも無い...
薄田泣菫 「茶話」
...軸物……と相手の言ふが儘に手当り任せに書かせられてゐる...
薄田泣菫 「茶話」
...床の間に懸つた古い禅僧の法語の軸物...
薄田泣菫 「侘助椿」
...床の軸物をふりかえって見て...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...その軸物とその床の間の壁との調和...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...その古長持のなかにある軸物や...
徳田秋声 「黴」
...軸物の大俯瞰図のする/\と解けて落ちる様に...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...狩野派の筆になる小さい富士山の軸物がその砂地の壁に掛っていた...
豊島与志雄 「運命のままに」
...南画風の山水の軸物に...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...日本画家の軸物ばかりでなく...
豊島与志雄 「自由人」
...支那の元(げん)明(みん)あたりの名家へ持って行きたい軸物も...
中里介山 「大菩薩峠」
...蒔絵(まきえ)の箱に納まった軸物であり...
中里介山 「大菩薩峠」
...その一枚一枚を取外して見れば驚くばかり広大な軸物に相違ないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...どんな碑文(ひもん)だろうが軸物(かけもの)だろうが...
吉川英治 「新・水滸伝」
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