...一本の軸が届いて来た...
芥川龍之介 「上海游記」
...雷雨車軸を流すがごとく降り注(そそ)いだと見てあれば...
芥川龍之介 「竜」
...これらの未完成の四集団は既にいわゆる民主主義陣営と枢軸陣営の二大分野に分れ...
石原莞爾 「戦争史大観」
...水温むそれも地軸より来る力これも同様であります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...掛軸の書を丹念に打ち眺めている様子であったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...ツイデニ書斎ノ軸ヲ代エル...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...批評家が批評の枢軸を意識しようがしまいが...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...というのは、その前日、見知らない男が二人やって来て、大きな鎧櫃一つと、刀を数本と、掛軸を幾つか、車につんで持っていったのでした...
豊島与志雄 「幻の園」
...座敷中にはこの床の間の軸と花瓶の外(ほか)は全く何一つ置いてないのである...
永井荷風 「日和下駄」
...結晶軸の方向とその物性との関係を調べるのが...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...主軸と直角の方向に...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...そこで今一本のマッチの軸の頭を折ったもので結晶を吊しながら...
中谷宇吉郎 「雪」
...そこで今一本のマッチの軸の頭を折ったもので結晶を吊(つる)しながら...
中谷宇吉郎 「雪雑記」
...樞軸國も之に傚ふに至るであらう...
西田幾多郎 「世界新秩序の原理」
...縦軸は外前方に向い...
久生十蘭 「玉取物語」
...そんな材料をポツポツペン軸から絞り出して行くうちに...
夢野久作 「スランプ」
...軸は、墨齋の一行、花は思ひ出せない...
吉川英治 「折々の記」
...白衣(びゃくえ)観世音の軸へ...
吉川英治 「剣難女難」
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