...それから銅板の端と軸とから針金を出して...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...僕は漱石(そうせき)先生の書一軸を風呂敷(ふろしき)に包む...
芥川龍之介 「大正十二年九月一日の大震に際して」
...「私共の軍隊は敗走し、私共の后はそのためにその頭を不周の山に打ちつけられ、そのために天の柱は折れ、地の軸は絶え、私共の后も歿(な)くなられました、ああ、これは本当に……」「よろしい、よろしい、私にはお前のいうことは判らない...
魯迅 井上紅梅訳 「不周山」
...軸(じく)うけがさびてだめになるだけです」「そのとおりです...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...その後私は高野の無量寿院で弘法大師筆と称する梵本一軸を発見した...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...いかに地軸も砕けんばかりに猛烈なものであるか...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...草書の大字を書いた軸がかゝり...
田中貢太郎 「蛾」
...床うつりが悪かったら如何なる名書画も掛け軸としての価値がなくなる...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...渋い雅致のある床の置物だの掛軸...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...軸物の大俯瞰図のする/\と解けて落ちる様に...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...批評がこの枢軸の周りを動揺することは避け難い...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...不快だ……」母は掛軸を掛け換へるなどゝいふ実生活にそくした生活の潤ひなどゝいふものには分らないのではないが妙に気の付かない性(タチ)だつた...
中原中也 「その頃の生活」
...青貝の洋筆軸(ペンじく)を...
夏目漱石 「虞美人草」
...軸(じく)が減ったから軸丈(だけ)易(か)えて呉(く)れと云って持って来たのがあるが...
夏目漱石 「余と万年筆」
...マッチの大箱に軸が何本這入っているか...
原民喜 「忘れがたみ」
...古いオーク材の炉縁(ろぶち)が芯軸になるなんて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...」古い軸の上に、細い目をしたふっくりした顔があった...
室生犀星 「後の日の童子」
...みんなの意志は悠揚(いうやう)として鉄の軸の様に正しく動いて居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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