...それでなくても陛下は開会以来日々の議事について御軫念になっていられるということだ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...それだけの間が恰も琵琶の轉軫(てんじん)の部分である...
近松秋江 「湖光島影」
...その代り轉軫の部分から胴の部分に入つて...
近松秋江 「湖光島影」
...深く御軫念(しんねん)あらせらるる天皇陛下の大御心(おおみこころ)を体し...
蜷川新 「天皇」
...転軫橋(てんしんばし)寄りの空地に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...上 皇太后陛下の御軫念を奉戴し...
光田健輔 「小島の春」
...漁夫の利で「御軫念(ごしんねん)」というような表現の陰にかくれ得る...
宮本百合子 「女の手帖」
...華雄は再拝して退き、李粛(りしゅく)、胡軫(こしん)、趙岑(ちょうしん)の三名を副将として選抜し、威風堂々と、その日に、水関へと進発して行った...
吉川英治 「三国志」
...副将の胡軫(こしん)...
吉川英治 「三国志」
...「胡軫か、よかろう」すなわち、華雄から五千の兵を分ち与えられて、胡軫は直ちに、関を下った...
吉川英治 「三国志」
...孫堅は、槍を押っとり、「出で来りし者は、胡軫と見えたり...
吉川英治 「三国志」
...いでや来れ」寄せ合うと、胡軫も、「なんの猪口才(ちょこざい)な」と、矛(ほこ)を舞わし、悍馬(かんば)の腹を上げて、躍りかかってきた...
吉川英治 「三国志」
...しかも胡軫(こしん)のからだを馬の上からさらって...
吉川英治 「三国志」
...すでに胡軫の組五千は崩れ立った後なので...
吉川英治 「三国志」
...陛下のご軫念(しんねん)もひとかたではございませぬ...
吉川英治 「三国志」
...ご軫念(しんねん)を煩(わずら)わし奉りましたが...
吉川英治 「三国志」
...御軫念(ごしんねん)を安んじ奉り...
吉川英治 「新書太閤記」
...御軫念(ごしんねん)を悩まし奉るは...
吉川英治 「新書太閤記」
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